探偵とはなんだ。
根本的な探偵の疑問を今さら調べてみた。
探偵とは辞書的な意味では、「他人の秘密をひそかに調査したり、犯罪を犯した者を突き止めたりする者、またはその行為」なのだそうです。探偵と聞くとそれほど推理小説が好きでなくても、「シャーロック・ホームズ」「名探偵ポワロ」、日本でも「金田一耕介」「明智小五郎」…アニメだと「名探偵コナン」ですか…。
彼らの立ち位置、行動、そして活躍の仕方は、そっくりですよね。
警察と共同で捜査を行って、誰もが気づかないちょっとした手がかりを突き止め、「鋭いす推理」で誰よりも先に真実を暴いてしまうような立ち位置が多いです。そして辞書的な意味においても、これは決して間違いではないはずです。
よくよく小説の探偵と現実の探偵は全く別物だよと聞いたことがあります。何が別物なんだろう?…と。
ズバリ探偵とは、事件発生「前」にトラブルを未然に防ぐのが正式な立ち位置なのだそうです。警察は事件発生「後」、捜査を開始して事件を解決に当たるのに対して、探偵はその「前」に調査をして予防対策をとるわけですね。
そう言われてみると、確かに推理小説ドラマの名探偵さん達は、事件発生「後」に警察に協力を依頼されて行動開始している節があるわけで…「はいはい、ごめんよ~」とばかりに事件現場の視察に訪れるシーンはそもそも場違いだったということなのでしょうか。
日本の探偵は「探偵業法」によって、その事務所を所轄している警察署を通じて公安委員会に届出を提出しなければ「探偵業」は行えないそうです。
業者数は平成24年末時点で5000件以上にものぼります。業務の多くは「調査」や「鑑定・分析」「セキュリティー対策相談」といったものだそうです。具体的には、以下のような内容です。
■探偵による調査業務
○行動調査浮気調査
・素行調査など。
○行方調査
家出人、失踪者、債務者、恩師、旧友、初恋等の行方を調査する「人探し」ただ、ペット探しは対象外のようですが…相談に応じてくれる事務所もあるそうです。
○事実関係調査
企業や個人の「信用調査」や雇用や結婚などの「身上調査」、各種損害保険の支払請求に対しての「保険調査」。
○犯罪調査
いじめ対策、ストーカー対策、ドメスティック・バイオレンス等の犯罪の未然防止及び証拠収集調査。
○情報調査
サイバー犯罪、サイバーストーカー、不正アクセス対策など。
■探偵の調査以外の業務
○鑑定・分析
指紋・声紋・筆圧・DNA鑑定・ポリグラフ検査(ウソ発見器)・画像解析など。
○一般業務…これは事務所内の管理仕事ですね。事務所の広報もここに含まれます。
ざっと列挙してみたわけなのですが、いかがでしたでしょうか。注意しなければいけないのはここで列挙されたことを、どこの探偵事務所も引き受けてくれるわけではないでしょうし、ここで列挙されていないことも引き受けてくれたり、相談に応じてくれる探偵事務所もあるでしょう。基本的に気軽に相談には応じてくれる事務所が多いようです。
ただし、国家機関である警察と違い、探偵は個人経営な場合が大半を占めるので、中には「ニセ探偵」や「悪徳探偵」も存在しているとのことですので、要注意ですね。最近だと逆にストーカーに雇われた探偵が被害者を調査する事例もあるみたいで怖いですよね~。
最後に話をなんとか最初に戻したいのですが…、事件後に、実関係を証拠収集しながら推理していくのが探偵さんというイメージがありました。今回調べてみて、どちらかというと「スパイ」に近いのかな~という印象ですよね~?
でも、なぜこうイメージが違うんだろうという疑問は払拭できていないので、外国の探偵さん達はどうなんだろうとか?歴史上の探偵さんたちはどうだったんだろうとか…関係あることないこと…でした。
さて、探偵の事が少し分かってきたところで、探偵になりたいと思った場合、資格や免許は必要なのだろうか?
結論から言えば、探偵になるのに、資格はいらない。免許もだ。
極端な話、名刺をつくってそう名乗りさえすれば、誰でも探偵になれる。
しかし、「なる」ことと、その業界で生き残り続けることとは違う。探偵が探偵であり続けるためには、そしてあえて云うなら「一流の」探偵を目指そうとするならなお、資格や免許が要らないかわりに、ほかの職業以上に「素質」のあるなしが問われるのが探偵という仕事である。
たとえば朝型と夜型の、どちらが探偵に向いているかだ。
映画や小説の中に出てくる探偵は、好きな時間に――たいていは朝おそく――のそのそと起きてきて、自由気ままな一日を過ごし、夜は遅くまで小洒落たバーかなんかで呑んでいる、そんなイメージで描かれている。
だから探偵には夜型の方が向いているように思われがちだが、実際には正反対である。朝はやく起きられる人間でなければ、探偵はつとまらない。捜査の対象となる相手はこちらが動くまで待ってなどくれないし、こちらは常に相手より先に動ける体勢でいなければならないからだ。たとえば相手の「一日の行動」を調べてほしいという依頼であれば、相手が会社に出勤するより早く尾行なり何なり開始しなければ意味がないのであって、まともな会社の出勤時間を考えれば、寝坊などしているどころじゃなくなる筈だ。
探偵の自由奔放な暮らしぶりというのも、おそらく物語の中だけのこと、と思った方がいい。探偵は依頼主がどういう人間を信頼しようとするかを考えれば判る。ふだんからだらしない生活をしていれば、依頼時の面談の際にもそれはあらわれる。オハナシのなかの探偵はいざ知らず、現実社会の探偵は、一般常識をわきまえた、至極まっとうに生きている者でなければ、継続的に探偵の仕事を得ることはできないだろう。
だいたい、探偵とは基本的に捜査の対象となる側の生活に合わせて行動せざるを得ないのであって、自分のペースでことを進めていたらたちまち相手を見失うはめになる。自由など、探偵には最も縁遠いといってもいいのではなかろうか。「自由に生きる」ことに憧れて探偵を目指す者には、やがて大きな勘違いを痛感する日が訪れることだろう。
ことほどに、一般的な探偵のイメージと現実のそれとは違うのだ。
その流れで行けば、整理整頓ができない人間もまた探偵には向かないといえる。
探偵の仕事を大きく三つに分けると、尾行、張り込み、内偵調査、となる。
内偵調査とはいわゆる聞き込みを始めとして、いわば捜査の対象となる者のふところにとびこんで情報を得る作業である。場合によっては膨大な資料をあたることもあるだろうし、必要な書類とそうでないものを瞬時に見分ける能力も必要だろう。
要するに、探偵は情報のひとつひとつを整理し、分析し、洞察するのが、探偵の仕事なのである。整理が苦手とあっては、事態を正確に把握することもできないし、探偵が整頓が不得手というのでは、必要な書類も必要な時に出せなくなりかねない。
こうしてこまかく見ていけば見ていくほど、フィクションで描かれる探偵のありようが、現実のそれとはいかにかけ離れているかがよく判ってくる。オハナシの中の探偵のイメージだけを思い描いて、安易な気持ちで探偵を志せば、相当に手痛いしっぺ返しをくらうことになる筈だ。
資格や免許がなくても探偵にはなれる。
だからといって、「誰でも」なれる、という言い方は、やめておいたほうがよさそうだ。
さて次に探偵を必要とする時の話。
探偵に調査を依頼する場合、もちろん依頼内容にもよりますが、プライベートな内容に踏み込まないわけにはいきません。後々それをもとに脅されたり強請られたりするのではないか、といった心配から探偵の調査の依頼にためらいを覚える方もいることでしょう。確かにやくざまがいの探偵や裏でやくざとつながっている業者がいないとは断言できません。実際そのような事件が雑誌などで報道されたこともあります。しかし現在では探偵でもそのような悪質な業者は排除される方向にあります。
平成十九年に「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行されました。この法律の中で探偵業を営もうとする者は、営業所の所在地を管轄する都道府県の公安委員会へ、開業の届出を行うことが義務付けられました。不安であれば気になる探偵にまずこの届出が提出されているかどうかを確認してみてください。探偵の事務所へ行けば目立つ場所に開業届出証明書が掲示されているはずです。ホームページでもこの届出番号を明示している業者が増えています。この開業届は「暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者」には認められません。ですから少なくとも現役のやくざが探偵を名乗ることはあり得ません。仮にこの法律に違反して営業している業者がいたとしても、公安委員会は立ち入り調査を実施して不適格と判断すれば、営業停止命令や営業廃止命令を発することができます。
それでもまだ不安であれば、一度見積もりを依頼してみてはどうでしょうか。先ほどの法律では、「探偵業者は、契約を締結しようとするときは、あらかじめ、依頼者に対し、契約の重要事項について書面を交付して説明しなければなりません」とあります。悪質な業者の中には、情報漏洩を防ぐためなどと理由を付けて、書面を出したがらないところもあるようです。そのような探偵は避けることが賢明でしょう。
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仕事をしてももらうことの逆で自分が探偵をする時のことを考えてみますと…。探偵をするにも税金がかかります。自営業で探偵をする場合、確定申告が必要になってきます。
探偵に関わらず、個人でお仕事をされている人は確定申告を毎年しますよね。
確定申告がどういったものかというと、一般的には、月々の給料には所得税というものがかかります、探偵でも会社員として働いているのであれば、個人的にということはなく、会社で働いている場合、給料として支払ってもらったお金は、すでに所得税が引かれたものになっています。
もし、探偵でも会社員なら、会社が所得税を代わりに収めてくれているので、普通の会社員は、自分で何かするといったことはないです。
これを源泉徴収といいます。所得税というのは、結構アバウトなもので、多めに引かれていることがほとんどです。
一年が終わったところで、ようやく本来の払うべき金額がわかるので、払った金額と払うべきだった金額に、いくらかの差額があります。
この差額を払い戻してもらうために必要なのが、確定申告です。
会社勤めなどをしている方は、会社が行ってくれるので、個人が心配する必要がないのですが、フリーランスやバイトやパートの方などは、自分で申請を行う必要があります。探偵も自分で行う必要があります。私立探偵を自営業で行っている方も確定申告が必要です。
実際に、どういったことをすればいいのかというと税務署に行って、申請を行う必要があります。このとき必要なものは、税務署から貰う提出書類と自分で用意する参考書類の二つです。
国税庁のホームページから自分が必要としている書類を選ぶことが出来ます。また、プリントアウトして使うことも出来るのでとても便利です。
このほかに、自分で源泉徴収票や支払調書、経費など領収書を用意する必要があります。
この二つを持って申請をします。
私立探偵も納税の義務があるので、きちんと税金を納める必要があります。
探偵というと自由なイメージがある人もいると思いますが、調査依頼を受けて料金を受け取り、収入を得たとしたら、申告はしなくてはなりませんからね。
探偵といえば、よく見かけるのが殺人事件を次々と解決していくものを、多くの人が思い浮かべるのではないでしょうか。
実際、人気アニメでも子供になってしまった探偵対凄腕の怪盗ルパンでも、密室に起きてしまった事件なども解決していきます。
つい最近でも映画化されていて、登場する人物の声優さんの歌が話題になりました。
しかし、現実の探偵は実は、探偵対ルパンのように対決とか、難事件を解決していくというサスペンスのような業務ではありません。
多くの場合、依頼された極秘に調べてほしいことを、調査していくのが探偵の業務です。例えば、夫が浮気しているのではないかと奥さんが疑惑を感じたとき、その真実を見極めるために、依頼を受けた探偵が夫の一日の行動などを見張っていき、細かく調査していきます。
また、探偵の調査は多種多様です。結婚相手や知り合いなどの素性調査や、会社内の小さな事件の指紋調査、行方不明になった人の詮索調査、しつこく付きまとわれているストーカーの身元調査や、突然いなくなってしまった取引先の企業調査など、まさに身近に起こっていても、警察ではとりあってくれないようなことを探偵は調査してきます。
極端にいうと、ルパンを個人的に調べたいから調査してほしいなどということも可能ということです。
そこで極端な事にはなりますが、劇中でどのような歌を歌っていたのかなど、そのような依頼でも場合によっては請負も可能です。最近はインターネットの検索で結構なんでも調べることができてしまうので、そのような依頼も滅多にはないと思いますが…。
実際探偵は、大変地道な作業なうえに、更に慎重さや忍耐も必要な重労働なので、ルパンのような大泥棒を追いかけるというのは、まずありえませんが、個人の探偵でもどこにも相談できないような調査をすることは出来ます。
現実でも、相手に対してずっと疑惑を持っていて、悩まれていた方も探偵に依頼をされて、真実を知ることでその悩みから解放された方も多くいらっしゃいます。
また、探偵による調査をしていたあとは放ったらしではなく、その後の対応策なども提案しており、場合によっては弁護士なども紹介しています。
真剣に悩まれている方のお手伝いを少しでもさせて頂くために、親身をもって対応しているのが探偵です。
またまた探偵はドラマに登場しやすい職業でもあるのではないでしょうか?
探偵という職業は推理小説やドラマ・映画などでは頻繁に見かけることができます。しかしながら現実では一般人とはさほど馴染みがなく、謎が多いイメージを持たれています。今回はそんな探偵について、あまり知られていない雑学を紹介していきます。
まず最初に、探偵は法律上では一般人と何ら変わりません。探偵は警察のように特別な権限を与えられている訳ではなく、仕事をする際にも法律を遵守する必要があります。探偵で例えば尾行・張り込みに車両を使う際には道路交通法を守らなくてはなりません。なお海外では、探偵は一般人より捜査や武器の携行について幅広く認められている国もあります。
次の雑学は、仕事内容で最も多いのが浮気調査であるというものです。
探偵といえば警察と協力し、殺人事件などの難事件や迷宮入り事件で犯人を暴き出す印象が強くなっています。しかし前述のように、日本においては探偵は捜査上の権限を持たず、そのような事件に関わることはありません。実際、探偵は「恋人や結婚相手が浮気をしているか探偵さんに調査してほしい」という依頼がかなりの割合を占めます。
探偵の浮気調査ではまずターゲットの行動を観察し、交友関係や行動範囲などを調べ上げていきます。決定的な瞬間があった場合は探偵は写真や文書などで証拠として形に残し、依頼主に報告します。他に依頼される内容としては、特定の人を探し出す人探しや盗聴器・盗撮器の発見、ストーカー対策などがあります。
そして最後の雑学は、探偵として開業するのは意外と簡単だというものです。大手の事務所では新規スタッフの募集をしている所も多くあり、仕事で必要とされる技術を教えるスクールを開催する場合もあります。日本では探偵として仕事をするのに特別な免許や資格は必要ありません。したがって仕事への意欲や向上心などがあれば、採用される可能性は十分にあります。
では、実際に探偵に調査を依頼することになった場合一番気になるのが料金の事なのではないでしょうか?
依頼した事のない人にとって、どの位のものなのかも、予想もつかないのが本当のところではないでしょうか?
探偵に仕事を依頼するという時に、まず考えるのがどのくらいお金が掛かるのかといった費用面ではないでしょうか。恋人や配偶者の不倫調査をして欲しい、娘の結婚相手はどういった人なのかといった素行調査や、会社に対する企業の信用調査など、探偵には実に様々な仕事があります。
探偵が調査を行うにあたって、費用に関しましては2種類あります。一つは調査プランといって、仕事にかかってくる時間によって金額が異なってくるプランで、主に素行調査などにつかわれます。また、調査にあたる探偵の人数によっても金額が異なってきますので、注意が必要になります。もう一つは、完全成功報酬プランといって、こちらは時間によって金額が変動する訳では無く、完全に探偵が調査が終わって、且つ調査が成功した時に支払うプランになります。主に会社の信用調査や素行調査などにつかわれるでしょう。
実際にどっちの費用がお得なのかといった相談も、探偵に仕事を依頼するときに確認すれば問題はありません。安心して任せる事の出来る探偵事務所であれば、費用の面でも相談しやすいので、もしそこで回答があやふやであったり、ものすごく高い金額を提示されてしまうようであれば、その探偵事務所ではない探偵事務所にお願いをしたほうが確実です。不安を抱えて相談をしにくるお客様に対して、かえって不安をあおるような事は通常の探偵事務所であれば決して行いませんので、まずはいきなり訪れるのではなく、電話やメールといった手段で相談をしてみる事もおすすめです。
探偵という仕事にはなにが必要になってくるのでしょうか?
探偵は色々なグッズを使って仕事をしています。
まず誰もが使っているのは携帯電話やスマートフォンです。これは探偵が調査する時に仲間などがいるときに連絡をするのに使います。
また依頼者からの連絡などもこれで受け取るのです。
スマートフォンや携帯電話は探偵でなくても誰もが持っているものですので怪しまれずに使えるのがいいところです。
探偵は電話をするふりをして写真を撮影することもできます。
どこにでもあるものですが、非常に優れたグッズです。
その他にもサングラスを探偵が使う場合もあります。
これはターゲットに目線を見られないようにするためです。ただ、この時にはマスクと一緒に併用することはありません。そこまで顔を隠してしまいますと逆に怪しまれてしまうからです。
探偵は調査の時に人ごみに紛れこみやすいという理由でスーツなどを着用することもあります。その時には眼鏡をする場合もあります。眼鏡も光に反射しますと目線がみえなくなるので便利です。
他にも多く利用されるのがスパイカメラです。これはなかなか探偵らしいのではないのでしょうか?
これはカメラの形をしていないカメラなのですが、ボタンの形をしているものもありますし腕時計の形のものもあります。他にもペン型のものや色々なものがあるのです。
見た目には普通のものに見えますので怪しまれずに撮影できます。
他にもストーカー対策などに使われるものとして盗聴器発見器があります。
最近では発見器でも発見できないようなものもできているのですが、盗聴器発券機のほうも進化していますので発見しやすくなっています。色々なグッズによって探偵の仕事はスムーズにできるのです。
また、探偵の仕事は写真を撮影するのも結構大切な仕事です。
探偵はドラマや映画の題材としてもよく使われており、一種の憧れと見られることも少なくありません。
名探偵ホームズのような知的な探偵というイメージは、探偵という職業に憧れを抱かせるには十分すぎるほど格好の良いものです。
ですが実際の探偵は、殺人事件や未解決事件などの真相を解き明かすということはほとんどありません。
現実の探偵が調べるようなことは基本的に、一般の家庭が抱く、警察には相談することができない、相談するほどではないといったようなトラブルなのです。
そうしたトラブルを解決に導く際には、非常に多くのスキルが必要となってきます。
例えば人探しの場合、限られた情報をつなぎ合わせていって、探し人がどこにいるのかを見つけ出さなくてはなりません。
ですがそれには情報を整理する能力や、既に見つかっている情報をより深く調べていく調査力などが必要となってきます。
写真撮影の技術というものも、現実の探偵には非常に重要なものです。
この写真撮影という技術が特に必要となるのは、浮気調査や素行調査といった際です。
探偵がいくら用意周到に調べて相手の行動を全て明らかにしたところで、そこに証拠がないのでは相手に対し、明らかな事実として提示が出来ません。
もし証拠のないような状態で相手を問い詰めたとしても、場合によっては相手がごまかし続ける恐れがあります。
そうした際に、最後の一押しとして必要となるものが、探偵が現場を撮影した証拠写真が証拠の品となるのです。
例えば探偵による浮気調査の場合、調査対象が浮気をしている決定的なシーンを撮影した写真を提示することが出来れば、相手は言い逃れが出来なくなります。
探偵が証拠として捉えた証拠で、夫が見知らぬ女性と二人で手をつないで歩いているシーンや、ラブホテルなどから出てきたシーンなどの写真を相手に提示すれば、相手が言い逃れをすることは非常に困難となるでしょう。
ですがこの現場をしっかりと撮影するということは、意外と探偵でも難しいものです。
調査対象を明確に撮影できる距離まで近づくのであれば、当然相手に怪しまれたり、探偵が調査をしていることがばれるというリスクが増すこととなるのです。
そのため、街中で探偵業を営んでいるような場所であっても、探偵の技術レベルが低かったのであれば、時として説得力のある証拠を入手できない恐れがあります。
探偵に調査を依頼するのであれば、なるべく証拠となる写真撮影の技術が優れている場所に依頼するべきといえるでしょう。
このような、探偵ですが、実際はどのように探偵業に付く人がいるのでしょうか?探偵になる為のノウハウを勉強したいと思った場合、二つの方法があります。
一つ目は、探偵を育成する為のスクールに行って勉強をする事です。
そうしたスクールは人気で、最近特に増えてきています。
スクールで勉強する事は、探偵になった際に必要な様々な事を学んでいく事になります。
探偵と言えば、まずは尾行や様々な調査の仕方を勉強する事が大切だと思う人も多いでしょう。
ですが、ただ尾行や調査をするだけが探偵の仕事ではありません。
それらの仕事をする為には刑法や民法を勉強しておく必要もありますし、聞き込みの際の上手な話術なども必要になってきます。
更には、探偵が調査した結果をまとめる調査書の書き方など、事務的なスキルやノウハウも必要になってきます。
これらを総合的に学べるのがスクールの魅力です。
そして、探偵のスクールの大きな特徴は、独立開業を目指す人には、そこまでのノウハウも教えて貰える事です。
探偵になった後、既存の事務所で働くだけでなく、いずれは独立開業を目指す人は勉強しておいて損はないでしょう。
そして、探偵のノウハウを知る為のもう一つの方法が、直接事務所に就職をする事です。
探偵事務所の中には、経験者募集となっているところもありますが、未経験者歓迎のところは多くあります。
何も分からないまま探偵の仕事に就くのが不安な場合は、見習い募集と書いてあるところを探してみるのも良いでしょう。
直接就職した場合、探偵スクールのように丁寧に基礎やノウハウを教えて貰える事は殆どないと思っておく方が良いでしょう。
ただ、探偵スクールでは勉強できない、実際の仕事をする事が出来ます。
それらは探偵のスクールで机に向かって勉強するよりも、大きな経験になります。
そして、探偵の実際のノウハウは、そこから自分で学んでいく事になります。
やる気さえあれば、探偵のスクールで勉強するよりもはるかに勉強になる事も多いです。
ですが、余程のやる気がない限り、足でまといと見なされる可能性もあるので、それなりの覚悟も必要でしょう。
そして、このどちらの場合でも、まず用意しておきたいのが運転免許です。
どれだけ探偵について勉強をしても車の運転ができないのでは、話にならないとされる事があります。
持っていない場合は、まずは教習所に行く事を考えておきましょう。
探偵は名刺を作るのか?
探偵は顔が割れてはいけないので名刺を作らないというイメージがありますが、実際には作る方もいらっしゃいます。
名刺を作るのは相談に来てくれた依頼者からの信頼を得るためです。
やはり探偵とはいえサービス業ですので名刺一つないようでは信頼されない可能性もあるからです。
それから探偵が名刺を作ったところで面が割れることはありません。名前や会社の電話番号などは入っていてもその人の写真は入っていなうからです。ですのでもしもこれがネットなどで流出したとしても自分が探偵をしていることはばれません。
また渡す理由としてはいざというときに電話をかけてもらうためでもあります。
探偵が尾行調査をする場合は依頼者と連絡をしあうこともあります。
そのときに相手が自分の電話にかけてきやすいようにするためにも必要になるのです。
ちなみにどのようなデザインのものを探偵は使っているのでしょうか。
大体はシンプルな真っ白な紙を使っています。個性的なデザインにすることはあまりありません。
それから探偵への依頼者のみならずプライベートなどで渡す方もいらっしゃいます。
プライベートの場合でしたら探偵をしていることがわかりますと興味を持ってもらいやすくなるのです。
これだけで話のねたになります。
これもある意味探偵にとっての必需品といっても過言ではありません。
中には探偵事務所の固定電話ではなくその方の個別の携帯電話番号が入っているものもあります。直通で伝えたいことがあるときには便利です。
探偵ドラマや刑事もの、或はそうしたジャンルの映画を見ていると、面白い事に気付きます。少なくとも近代以降の時代を背景にしたドラマは、話の筋の中に、必ず馬車や汽車、自動車または地下鉄などの電車に乗るシーンがあることです。
これは現代社会に生きている私たちにとっては、特に珍しいことではありません。探偵であれ警察官や刑事などが、何らかの乗り物に乗って事件現場に赴いたり、捜査に出ることは当たり前のことだからです。
一方時代劇を見ていると、当然の事ながら、移動手段とはいえ馬に乗るシーンは、戦闘シーンか、急ぎの知らせに走る場面位でしょう。ましてや籠に乗るシーンはほんの一瞬でしかありません。ところが近代的な乗り物が出てきてからは、そのシートに座って会話する所そのものが、ドラマの大切なシーンを形作ることも珍しくありません。
例えばアガサ・クリスティの「オリエント急行」は映画にもなりましたが、その作品のほとんどは汽車の中のシーンなのです。ヨーロッパ特有のコンパートメントの特定のシートには誰が乗っていたか、そして事件が起こった時に、自分のシートにいなかったのは誰か、などが事件解明に重要なカギとなるのです。
名探偵ポワロは、全力を尽くして推理を巡らせるのですが、汽車の中は普通の生活空間とは違った難しさがある事を、このドラマはよく伝えています。
また横溝正史のお馴染みの私立探偵金田一耕助も、汽車に乗るシーンが必ず出てきます。金田一が依頼者の手紙を読む時、また事件が解決して帰路に付くシーンは、しばしば汽車の中なのです。その移動している時間は、推理を巡らせたり、事件の推移を思い出したりする大切な時間となっています。
私たち現代人の生活の中では、寝ている時間以外は、かなりの時間を何らかの手段で移動することに費やされています。時間に追われる生活をしている現代人にとって、こうした移動の時間は、ある意味ほっと一息ついたり、自分に戻れる時間でもあり、探偵や刑事にとっては、自由に推理や思考を巡らせる重要な時間なのです。だからこそ、ドラマの中では一見無駄に感じるようなシーンを挿入するのだと考えられるのです。
先ほども少し触れましたが、探偵のなり方に絶対というものはありません。
探偵になるためには何か資格がいるのかといえば何もいりません。
誰でもなれるのです。
業務するためにはいくつかの方法があります。まずは自分で探偵の開業をすることです。
これが探偵になる一番手っ取り早い方法ですが、ただ探偵は信頼が大事ですので今まで何も経歴のない探偵に依頼する方はあまりいません。
開業をするのは勝手ですがあまり仕事が入らないものだと思ってください。
そしてもう一つは探偵事務所に就職をするという方法です。なり方としては一番いい方法です。
ただ募集しているのを見たことがないという方は多いはずです。
募集している数はかなり少ないのですが、一応探してみるとあります。
実はかなり人気がありますのでなかなか採用されないのです。
採用されるためにはコミュニケーション能力の高さをアピールする必要があります。
探偵は依頼者の相談に乗るためです。
そしてもう一つの特殊な方法としては探偵の養成スクールに入ることです。実は事務所がしているスクールがあるのですが、ここ探偵の基本的な技術などを学ぶことができます。
色々な機材の使い方などについてもここで学べるのです。
このようなところで学んでから開業をしたり、その系列の事務所で働くなどできます。
大体はこのような方法になります。
もしも自分の知合いなどにでこのような仕事をしている方がいらっしゃればもしかすると雇ってもらえるかもしれません。紹介という手があるのでしたらそこから探すのも方法です。
近年、探偵・興信所の利用者の増加とともに、業者と依頼人の間での調査契約を巡るトラブルや業務上知り得た情報(秘密)を利用して調査対象者を恐喝するような悪質な業者による事件が頻発するようになりました。
こうした探偵業者に関する問題の改善を促すために、「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」が2007年に施行されています。
この法律では、個人の私的な依頼を受けて聞き込み、張り込み、尾行などを行う探偵業務と、国民の知る権利を守るという公共の利益のために報道機関の依頼を受けて行われる取材活動を明確に区別し、前者の活動について様々な規定を設けています。
たとえば、この法律では、探偵業務を提供する業者は、事業所を設置する都道府県の公安委員会に対し、営業の届出を行い、「探偵業届出証明書」を交付を受けることが義務付けられています。
原則的に、探偵の業務は届出をした業者のみが行うこととし、名義貸しは禁止されています。
一方、探偵の業務に関しては、他人の平穏な生活を乱すような行為や個人の権利・利益を侵害するような活動を規制し、業者は依頼者に対して業務上知り得た情報(秘密)を不正に利用しないことを事前に書面で交付するとともに、秘密が漏洩したり、不正利用されたりしないように十分な防止措置を取ることが義務付けられています。
また、依頼者との契約では、契約の重要事項について記載した書類を交付した上で、わからない点のないように十分な説明をし、契約締結後は契約内容を明確に示した書類を依頼者に渡すことを義務付けるなど、業者と依頼人による契約を巡るトラブルを防止するための措置が講じられています。
この他にも、違法業務を行わないように探偵業務を行う従業員の教育を徹底したり、使用人・従業員について必要事項を詳細に記載した名簿を作成するなど、業者側には、使用者責任を明確にするための義務も課しています。
なお、この法律で規定された義務を守らない探偵の業者に対しては、各都道府県の公安委員会が、立入検査の実施や業務改善命令、業務停止・業務廃止命令などの行政処分を与えることになっており、この処分を守らない業者には、懲役や罰金などの罰則も設けられています。
ただし、それでも不正な営業を行う悪徳業者はまだまだ存在するので、依頼するときには、業者が探偵業法を厳守しているかを自分で判断することも大切です。
探偵業法では、公安委員会から交付される届出証明書を営業所の見えやすい位置に掲示することが義務付けられているので、こうしたことも考慮して信頼のおけるタン探偵業者を選びましょう。
さて、ドラマなどの探偵は、見事な名推理で事件を解決します。
ですが、実際に探偵にそうした権限はありません。
犯罪者を捕まえるのは警察の仕事ですから、事件関係は全て警察に任せ、関わる事はありません。
そして事件を犯した人にどいう罰を与えるかは、司法の領域です。
探偵は、事件を起こした人に関わることもなければ、罪を追求したり、罰を与えたりする事はできません。もどかしいですけどね。
事件を犯した人の前で名推理を披露するのは、あくまで物語の中だけの話ですが、探偵という仕事をしていこうと思った場合、罪や罰について勉強をしておく事は大切なことだと思います。
それは、何か事件を解決する為ではなく、自分の身を、そして事務所を守る為です。
現在の探偵の仕事の多くは、浮気調査などの調査に関する依頼です。
探偵の調査をする際に、便利な道具というのは色々あります。
例えば、盗聴器や盗撮機能があるグッズなど、使う事で普通の調査では簡単に知る事ができない情報を手に入れる事ができるかもしれません。
ですが、それらは探偵でも使い方によっては法に触れる事になります。
探偵がどんなに凄い情報を手に入れたとしても、それが法に触れる手段で手に入れた場合、様々な問題が出てきます。
自分自身もそうですが、事務所に、そして場合によっては依頼者にも迷惑がかかる事になります。
ですから、どこまでやったら犯罪なのか、どこまでは大丈夫なのかというラインを覚えておく事は探偵としてとても重要になってきます。
どこまでが法に触れるかどうかわからない場合、調査が思うようにいかない時などに、つい無意識で非合法な方法で調査をしてしまう事があるかもしれません。
それを防ぐ為にも、こうした勉強もしておく必要があるのです。
尾行も、調査対象者に気づかれれば、不審者として通報されてしまう事になります。
このように通常の調査であっても、犯罪のように扱われる可能性が高い仕事です。
尾行や撮影のスキルを磨くのと同時に、法に関してしっかり勉強をしておく事も大切になってきます。
何と言っても依頼で多いものは、浮気調査などの特定の人物の素行調査です。
素行調査とは、ターゲットに張り込みを行い、クライアントの求める調査の結果をまとめます。
浮気調査でしたら、浮気相手との密会の現場の写真など、浮気の動かぬ証拠を掴むことが依頼の成功に当たります。張り込みは、ずっと行うのは探偵の方も大変ですし、クライアント側もかなりの費用になります。
ですので、クライアントが相手の素行をある程度把握しているならば、ターゲットが確実に浮気相手と会う日時を絞って行うと料金も抑えることができますし、効率的に結果を出すことが可能です。逆に、いつ頃浮気相手と密会するのかが分からない場合は、張り込みもそれなりに大がかりになり、費用も大幅にアップします。張り込む探偵も一人ではなく、二人交替になったりするケースもあることが理由です。素行調査で一番かかるのは人件費、そして機材の使用料です。
張り込みを行う、と言ったら探偵業以外の人は、アンパンを片手に草葉の影からじっとターゲットを見ていると想像することでしょう。刑事ドラマなどで、刑事が良くアンパンと牛乳を手にしながら張り込みを行っているシーンが昔からある為だと思われます。現在でも張り込む時にはアンパンと牛乳は必要かとの質問を受けます。探偵は、研修で張り込みの際の注意点などもしっかりと勉強しています。
探偵はターゲットに集中できるよう、極力食事など他のことをしながら張り込むようなことはしません。時には、車の中で軽食を摂りながら張り込むことはありますが、その時は何もアンパンとは限りません。刑事もきっとそうでしょう。おにぎりだったり、コンビニのサンドイッチの場合もあります。最近の刑事ドラマでも、多様になって来ていますよね。
探偵は車で待機していますので、ターゲットに匂いや音で勘付かれてしまうことは絶対にないように、また、ターゲットに何かあれば探偵はすぐに動けるようにはしますが。
刑事ドラマなどでアンパンが使われるようになったのは、立ったまま食べられる、甘い物なので、疲れた時に良い物だからということではないでしょうか。時々、探偵事務所の差し入れで持ってくることはありますが…
他にも、探偵社がおこなっている情報調査にはどんなものがあるのかご存知でしょうか。
一般的に探偵の仕事でよく知られているものに身辺調査があります。
身辺調査とは、経歴や職歴、職場の勤務態度、住所、実家など、依頼されるクライアントの要望によっておこなう調査となります。こうした調査は個人だけにとどまらず、たとえば企業の面接において、最終面接の判断材料として企業が信用調査を依頼してくることもあります。しかし、探偵社が提供している情報調査はこれだけではありません。所在調査や浮気調査、盗聴器・盗撮器調査と、調査内容を書き出せばきりがありませんが、こうした信用調査を探偵社は専門におこなっているといっていいでしょう。
こうしてみていくと、普段の日常における、誰にでも遭遇するようなトラブルの解決に探偵社がとても威力を発揮してくることが分かると思います。
ここで、探偵社がいかに私たちにとって頼りになる存在なのか、一つ例を挙げたいと思います。仮に依頼主をAさんとしておきます。Aさんの悩みは車のいたずらです。ここ最近になって、タイヤがちょくちょくパンクさせられていることが多く、タイヤを交換するだけでも、かなりの出費となることから、探偵社に相談にきたのです。探偵社によって情報調査の種類は違ってくるのですが、たとえばこうしたよくあるケースにおいては指紋鑑定をしてくれるところがあるんです。
このケースの場合、最近になってからのイタズラ被害ということで、犯人の目星がだいたいついていたこと。そして、緻密なイタズラではなかったので、指紋がついている可能性が高かったことなどが要因となり、指紋による鑑定を選択しました。こうした、警察が事件捜査でおこなうような情報調査を探偵社がしてくれるというのはとても頼りになります。ただし、情報調査はどれも個人のプライバシーを深く調査するものとなります。相手だけでなく、依頼するクライアント自身においても、プライバシーの取り扱いはとても慎重に扱っていく必要があるため、どこの探偵社に相談してもいいというわけにはいきません。探偵社を選ぶ際には、クライアント自身が信用できると思う会社を選ぶことが大切になってきます。個人情報の管理はどうなっているのか、プライバシーの問題をどう認識しているのか、探偵社によっては残念ながらずさんな管理をしているとこともあるため、相談する私たちが厳しい目で選んでいく必要があるといえます。
さらに、探偵の業務には、警察ではなかなか介入してくれない、迷惑行為や、ストーカーの被害をどうにかしてほしいと言う時にもお役に立つことが出来ます。
公安を保つのに有効な公共機関は警察署ということになります。犯罪者の検挙、犯罪抑止、治安維持、警らなど日常的に行い公安を維持してくれているのです。しかし警察の公安対策は、なかなか個人にまで及ぶことはありません。例えば付きまとい行為、嫌がらせ、痴漢行為など被害を受けていて、警察署に赴き相談しても、24時間自分のために警備や見守りを警察がしてくれる訳ではありません。それは警察が公の公安機関であり、個人を対象にしたサービスでないためです。
しかし被害を受けている女性は、恐怖のどん底に突き落とされ夜もおちおち眠ることができません。最近のストーカー行為は凶悪化しており被害者は死を想起してしまい、外も気軽に歩くことのできない恐怖心を抱くことになるのです。警察署に相談しても24時間見守ってもらうことができないので、こうした場合は探偵に見守りや警護といった相談をしてみるのも有効です。探偵は日々尾行や追跡調査という業務を行っているために、ストーカーに悟られることなく依頼者を見守り、警護することが可能です。
探偵の中には、元警察官出身、柔道の有段者なども存在し、警護や見守りなど安心して依頼することができるのです。探偵の見守りなら同時に犯人の特定も行ってもらうことができるのです。探偵に犯人の顔写真などを証拠を押さえてもらい、それを持って警察署に相談に行けば、以前よりかは積極的な態度を警察がとってくれるようになる場合もあるのです。
どうしても依頼者に身の危険が及びそうなときは、元警察官の探偵がそれを防御したり阻止してくれる場合もあり、依頼者は安心して生活を送ることができるのです。また最近は子供の誘拐などの犯罪も多くなっています。子どもの登下校時は両親にとって非常に心配の種になるものです。両親が仕事で子供を学校まで送り迎えできない場合は、探偵に依頼すれば見守りながら登下校のサポートを行ってくれるのです。また痴漢犯罪にも探偵は有効です。一緒の電車に乗り込み探偵が犯罪の一部始終を目視し、その瞬間に犯人を警察に突き出すことも行ってくれるのです。こうした日常に安心のために探偵を利用するのも大変有効であると言えるのです。
みなさん、探偵のイメージってどんなですか?
探偵と聞くと、どちらかというとネガティブなイメージが付きまといます。相手に悟られないように暗黙裡に調査することは、やはり気が引けたり、罪悪感を感じるものです。またストーカーや不倫、浮気、借金、素行調査、身元確認など、ネガティブな事象がついてまわるのは確かなのです。そのため夫の不倫に悩まされているのに、ストーカー被害や痴漢の被害に日々あっているのに、イメージの悪さや罪悪感から、なかなか探偵を利用できないでいる人も多いものなのです。
しかしストーカー被害や痴漢の被害に遭っていて、利用をためらうのは間違いです。こうしたストーカーや痴漢と言った嫌がらせは、だんだん麻痺していき犯人はその手口をエスカレートしていくのです。
そのため生命の危機に遭うケースも後を絶たないので、罪悪感や悪いイメージなど持たずに早急に探偵に相談することが賢明と言えます。探偵は隠しカメラなど駆使し、ストーカーの犯人特定に尽力してくれます。探偵の中には元警察官出身者も多くストーカー対策に関して豊富な知識やノウハウを持っていたりするのです。
犯人の特定と同時に、どうやってストーカー被害から身を守るか、引っ越しや住民台帳の非公表の方法などアドバイスを受けることもできるのです。
また探偵は素行調査だけして後のフォローは何もしてくれないというイメージがあります。しかし最近探偵事務所の競争も激しく、探偵のアフターフォローやサービスも随分良くなっているのです。
痴漢被害などは探偵が一緒に電車に乗り込み、痴漢の犯行を一部始終目視し、犯人を鉄道警察に突き出すまで面倒を見てくれるのです。冷酷卑劣な被害にあって泣き寝入りするのではなく、積極的に探偵に相談することで解決に結びつく糸口になるのです。また不倫や浮気をされ、泣き寝入りする女性も多いものです。しかしこうした場合も親身に話しを聞き、相談に応じてくれるのです。
必要に応じ素行調査を行い、動かぬ証拠の浮気現場の写真や動画を押さえてくれるのです。しかしこうした物的証拠を押さえることは人によっては非常に罪悪感を感じるものです。しかしいざ離婚、慰謝料、別居と言った話になった時、被害者の身を助けてくれるのはこうした動かぬ証拠であり、調停や裁判もこうした証拠が有ると無いとでは判決に大きな差が生じるのです。
探偵として一流になるためには、テクニックも身に着けておく必要があります。
まず、探偵の仕事を行っていくうえで重要になるのが、いかに相談者から詳細な内容を聞きだせるのかということです。
調査を行っていく時、より詳細な情報を手に入れなければ、うまく証拠をつかんでいくことはできません。
相談者と対する時には、不安を取り除けるような心理的なテクニックが必要となってくるのです。
初めて探偵を利用される方の場合、緊張もしていますし、何より自分のプライベートなことを初対面のスタッフに話すことに抵抗を感じていたりします。
この精神的な負担を軽くできる対応を行うことで、詳細な事柄もしゃべってもらえるようになるのです。
とくに、相談員として探偵社に勤めたいときには、心理学に関する一定の知識も必要となってくるでしょう。
さらに、調査を行う調査員についても、人と接したときのコミュニケーション能力は問われることとなってきます。
調査を行う上で、ほかの方から詳しい聞き取りを行っていく必要も出てきますが、多くの方は探偵に知っている内容を教えてくれません。
人によって警戒心を露わにしてくる場合もあります。
この時、人の心にすっと入っていけるだけのテクニックがあれば、必要な情報も得ることが可能になり、より迅速に調査を行えるようになるのです。
探偵として一流になりたいときには、人の心にうまく入り込めるだけのテクニックが必要となってきます。
先ほども探偵の業務について話ましたが、探偵と言えば、素行調査や行方不明の人探し、迷子となったペット探し、浮気調査のイメージが先行するのではないでしょうか。確かに、そうした活動も多く行われています。
しかしながら、現在ではそれだけでなく、ストーカー対策やライバル企業の調査、ネット犯罪の調査等、多岐に渡っています。ライバル企業の調査等に探偵を雇う当たり、その利用はもはや個人レベルにとどまっていないのかもしれません。また、ストーカー対策やネット犯罪等も最近のTVニュースを見る上で、個人で解決できない程、悪質化しているとも取れます。このように、現代社会が複雑化、問題化していることを受けて、探偵を雇う人も個人のみならず、企業等の組織レベルとなって増えてきていることがうかがえます。
探偵を雇うメリットというのは多分にあります。
例えば、ストーカー対策を例に取ってみれば、ストーカー被害に遭っても、警察は何もしてくれません。警察は法律による規制があったり、実際に何かあった時等には事後処理でしか動けないものだからです。勿論、ストーカーを監視してくれるようなこともしません。だからこそ、警察に依頼してもどうにもならないのです。一方、探偵はそうした縛りもなく、フットワークが軽いため、我々のニーズに応えてくれるというメリットがあります。
特に、ストーカー対策においては監視カメラの設置から、犯罪の証拠集め、ストーカー本人に実際に話をつけてくれたりもします。ここまでは警察もやってはくれないことでしょう。ライバル企業の調査等も一定の個人の利益に加担することになるので、警察等の公的機関は絶対にやってくれません。
そのため、もし、この複雑問題化した現代社会で個人ではどうにもならない問題を抱えたら、探偵を雇うというのも有効な方法であると言えるのです。