日別アーカイブ: 2020年7月10日

探偵が登場するドラマや話についてあれこれ語ってみた

探偵という職業は、今までに何度も、テレビドラマや映画などで登場している。私が、一番印象に残っていて大好きな探偵映画は、二十年以上前に薬師丸ひろ子が主演した映画「探偵物語」である。あるお金持ちのお嬢様である薬師丸ひろ子が、あるきっかけで殺人事件に巻き込まれ、松田優作演じる探偵とともにその事件を解決するというストーリーだ。松田優作演じる探偵は、薬師丸ひろ子演じるお嬢様の父親から娘の身辺警護を頼まれ、身体をはって薬師丸ひろ子を、色々な危険から守るという役柄だった。この映画を見た時、私はまだ小学生高学年だったと思うが、身体をはって、自分を守ってくれる探偵というのにすごく憧れを抱き、お金持ちのお嬢様っていいなあ~と羨ましく思ったのを覚えている。でも実際、一人の人間のボディガードを探偵に頼んだら、いったいいくら掛かるんだろう?ちょっとやそっとのお金では無理なんではないか?それに、いくらお金を払ったからといって、もし本当に命が危ない時、自分の身を犠牲にしてまでもお金だけの理由で助けてくれるだろうか?やはりそこには、「愛」「恋」といったものがないと難しいんではないだろうか?映画でもストーリーが進む過程で、だんだん二人の心の距離が近づき、惹かれ合うように描かれていました。最後は、別れてしまったが。最後の空港での二人のキスシーンは、今まで見た映画の中でも最高のキスシーンだった。あれを見て以来、付き合う男の人は、背の高い人がいいなあと想ったものだ。現実はそううまく行かないが。

もう終わってしまったが、私はずっと「あまちゃん」を熱心に見てて、かなりのあまちゃんフリークだ。あのあまちゃんに出てくる水口は、松田優作の息子で、あの情熱的なキスをした薬師丸ひろ子とあまちゃんで共演している。私だけかもしれないが、二人が一緒に出ているシーンを見ると、何か不思議な縁があるんだなあと人事ながら感慨深くなってしまう。息子の立場からしたら、昔、自分の父親とキスをした女性と(仕事であるが)、父親が死んだ後、一緒に仕事をするなんて不思議な感じがするんじゃないかと、勝手に考えてしまう。でもホント、DNAの力ってすごいと思う。だってお父さんにそっくりなんだもの。背がひょろっと高く、ひょうひょうとしているんだけど、熱くなる時はとても魅力的でグッと心にくる。あんな息子いいなあと、もうすでに母親目線で見てしまう年齢になってしまった。

さて、次の探偵にまつわる話です。

1980年代の角川映画全盛期に、アイドル女優として活躍してたのが、薬師丸ひろ子です。彼女は、1978年の「野性の証明」のヒロイン役で、当時13歳でスクリーンデビューをしました。1981年の「セーラー服と機関銃」に主演し、独特の声質で自ら主題歌を歌ったのです。この映画と主題歌の大ヒットにより、彼女は人気女優になりました。
大学受験のため休業していた薬師丸ひろ子が、復帰作として主演したのが「探偵物語」です。ストーリーは、行動派なのに奥手なお金持ち女子大生と、彼女のボディーガード兼監視役の探偵との探偵ごっこから、初めての大人の恋体験です。当時、人気推理作家の赤川次郎が、彼女のために書き下ろしたオリジナルストーリーであり、故松田優作との共演が話題になりました。あどけなさが残る世間知らずの女子大生役を、薬師丸ひろ子は彼女の芯の強さと、か弱さを自然体で演じてるようです。アクション俳優の松田優作が、冴えない探偵役に決まったのは、彼の演技力や風貌と高身長からです。
この映画ではアクションはないが、彼の個性的な雰囲気からか、黙ってるだけでも何か伝わるものがあります。「探偵物語」は少女から大人への心のさまよいを描いた内容で、観る人により捉え方が変わるでしょう。
探偵物語の歌詞「好きよ でもね たぶん きっと」というフレーズが、この話の内容を表しているのかもしれません。
ラストの10分を超えるワンショット、そしてエンディングの余韻を楽しみに映画を観賞してみてください。

さて、次の探偵にまつわる話です。

「探偵」という言葉を聞いた時に、頭に浮かぶ映像は人それぞれです。
お気に入りの作家の書いた探偵小説のシリーズ化された主人公、漫画やアニメの主人公である探偵、国内外の探偵が主人公となっている映画等、これらのシーンで登場する探偵は実社会で活躍している探偵とはまた違った世界観で描かれています。
その中でも印象的なキャラクターで、今までとは全く違った探偵のイメージを前面に押し出した日本のドラマがありました。その主人公は細身の体にピッタリとフィットした黒いスーツを着こなし、ジャケットの下にはミスマッチとも言える赤いシャツを着て、シルバーのネクタイを首に巻き、カーリーヘアの頭に帽子を被ったその姿は、とてもファッショナブルな探偵を印象付けていました。もっともこの黒スーツに赤いシャツのコーディネートは、時には青いシャツに替わる事もあり、白いスーツに黒いシャツというバリエーションもありました。
シャツの色が変わる毎にネクタイの色も変化して、毎週ドラマを見る人の目を楽しませてくれました。従来のイメージとは、刑事ドラマ同様尾行シーンが多いのでなるべく目立たない服装をする事が通例で、それは例えドラマの登場人物であっても例外はありませんでしたが、このドラマに限っては常識を見事に打ち破った出で立ちで視聴者を独特の世界へ引き込みました。返って目立ってしまうのではないかという視聴者の心配をよそに、赤いシャツを着た主人公はリズミカルに話し、走り回ります。探偵を主人公にしたドラマや映画は数多くあれど、そこまでキャラクターが際立ったドラマはこのドラマを置いて他には無いのではないでしょうか。時代が流れてもあの赤いシャツを着た探偵の映像は、当時そのドラマを見ていた人の記憶に鮮明残っているに違いありません。従来ハードボイルドが多かったこのジャンルのドラマには異質とも言えるコメディの要素の多かったドラマでしたが、その他に小説や映画にもなりましたが、ドラマとは全く違った世界観を持ったものでした。そんな破天荒ながらファッショナブルな探偵を演じた名優は、今は残念ながらこの世にはいません。
強烈なキャラクターを難なく演じたあの俳優は、赤いシャツの記憶と共にファンだけではなく沢山の人の心の中にいつまでも生き続けている事でしょう。実社会であのような姿で業務を遂行する事は到底有り得ませんが、反対に本当にそんなキャラクターの人が居たとしたら、探偵事務所の敷居の高さを感じなくなるのではないでしょうか。

さて、次の探偵にまつわる話です。

「私立探偵 濱マイク」を知っているでしょうか。
林海象が脚本と監督を自ら手掛けた、ハードボイル映画の主人公です。
1993年~1996年の間に3部作として、劇場公開されました。
横浜の下町である小金町を舞台に、実在のお店や人物をエキストラにしています。
なかでも、どこかノスタルジー溢れる映画館であった、横浜日劇の2階をマイクの探偵事務所に設定し、映画自体を日劇で上映する事で話題となりました。
その後2002年に、テレビドラマで「私立探偵 濱マイク」が復活したのです。
テレビ版は全12話の1話完結であり、当時注目されていた監督12名で、それぞれの濱マイクをドラマ化したのでした。
永瀬正敏が演じる濱マイクの憎めないキャラクターと、彼の持つ車や小物のセンスが、とにかくカッコイイです。皮のコート・サングラス・指輪・ピアス・ラバーソウルと、探偵らしからぬスタイルは、とても魅力的でした。
映画とテレビドラマともに、キーボーディストの熊谷陽子とギタリストの浦山秀彦による音楽創作ユニットめいなCo.の音楽が、物語の脇役としていい味をだしています。
ストーリー展開を楽しむだけでなく、凝った音楽と映像美は必見の価値があるでしょう。
テレビ版のオープニング曲には、永瀬正敏と交流があったエゴラッピン「くちばしにチェリー」が流れており、全編フィルムの映像にマッチし、音楽の心地よさを感じます。
出演者には泉谷しげる、UA、ナンバーガール、SIONなど多くのミュージシャンがいて、豪華ゲストにも注目な伝説の探偵物語です。

さて、次の探偵にまつわる話です。

現在ミステリー小説は非常に人気が高く、一般の小説であっても多少はミステリー要素がある作品が好まれています。そして、日本においてミステリー小説あるいは探偵小説といわれるジャンルを確立したのは江戸川乱歩であるといって良いでしょう。江戸川乱歩というペンネームがエドガー・アラン・ポーからとられたことは、つとに知られていますが、エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」は最初の推理小説といわれます。まさにポーは推理小説の始祖なのですが、日本の探偵小説は江戸川乱歩が「二銭銅貨」で衝撃的なデビューをした時から始まったと言っても過言ではないでしょう。江戸川乱歩が生んだ明智小五郎は日本の探偵小説に登場する探偵の中でも特に有名ですし、明智小五郎の助手の小林少年や二十の顔をもつ美術品にしか興味のない盗賊、怪人二十面相は少年探偵シリーズによって少年少女の間でもよく知られるようになりました。少年探偵団は子供たちに非常に人気の読み物でしたし、テレビドラマにもなっています。また、名探偵・明智小五郎と怪人二十面相との対決もドラマになったり映画化されたりしていますから、老若男女を問わず明智小五郎を全く知らないという人は少ないかもしれません。それまではごく一部の愛好家のものであった推理小説というジャンルを一般にまで広げたのは大きな功績の一つといえます。さらに、江戸川乱歩は小説を書くだけではなく編集者、評論家としても活躍した人でしたし、以後の推理小説にも多大な影響を与え続けていることは推理小説の中でも最も有名な文学賞にその名を残していることからもうかがえます。近年、昔人気を博したシリーズが復刻されて少年時代に読んだ本を再び読み返す人もいるように、乱歩の小説は今なお大人が読むにも耐えるものであるといえるでしょう。

さて、次の探偵にまつわる話です。

古今東西の推理小説には様々な探偵が出てきて、そしてそれに対して様々な相棒役が出てきます。その相棒が優秀か無能かはさておき探偵の相棒役と言うのがここまで広まったのはやはりシャーッロックホームズシリーズのおかげでしょう。
今では探偵の相棒のことをワトソン役と言うほど夜に知られた存在であるジョン・H・ワトスンは、戦争中は軍医として出征し弾丸を食らって除隊、そしてシャーロックホームズと出会いその活躍を本に書いている、と言う設定でストーリーの語り部も務めています。
元々ホームズシリーズが影響を受けたポーの「モルグ街の殺人」から始まる三部作の形式をそのまま使っているのですが、彼のような読者と同じ目線に立つ人間という物を作中に登場させる事でストーリーを読者にもわかりやすく説明することができると言う利点があり、また奇妙な変人である探偵と読者の橋渡し的存在にもなると言う特徴があります。
その後の探偵小説は、大抵の場合はこの形式に足を引っ張られることになり、ヨーロッパにおいてはポワロシリーズのヘイスティング大佐などの名脇役を生み出し、日本においても探偵明智小五郎の相棒である少年探偵団などを生み出すなど、新しい形式も生まれてきました。
その一方で、シャーロックホームズにおけるワトソンはホームズにその見識を褒められたりする優秀な男なのですが、後の所謂ワトソン役の面々の中には、あまり頭が回らない人間と言うのが増えてきます。これはストーリーの制作上の都合というのも大きく、トリックというトリックがあらかた出尽くしてしまったためすごいトリックというのを思いつかない、そのためあまり優秀すぎると探偵よりも先に推理を終えてしまうと言う問題が発生し、そのためワトソン役はすこし愚かな人間と言う形にせざるえないと言う事になってしまうわけです。そういった愚かなワトソン役は推理小説のファンからネタにされるようになり、それを笑った推理小説というのも増えていく一方で、それまでは「優秀な変人」だった探偵を「常識をもった一般人」にすることで、探偵と相棒という形式から脱却する動きが出てきます。
そのういった動きのなかでそれまでは盛り上げ役でしかなかった警察を主役にしたり、一般の民間人が事件を解決するために奔走すると言う形式の小説も増えていき、今では推理小説の主流をしめるようになりました。

さて、次の探偵にまつわる話です。

日本の探偵ドラマでお勧めなのが、2013年に放映されたTBS木曜ドラマ「潜入探偵トカゲ」です。松田翔太演じる織部透29歳は、元警視庁刑事部捜査第一課刑事の巡査部長でした。
2年前のある事件の責任を取る形で依頼退職し、ヤナギ探偵事務所に入った、通称トカゲといわれる人物です。
超人的な記憶力と身体能力を持つ名探偵として、臭覚が鋭い助手と共に、さまざまな現場に潜入します。
トカゲは元警察官である父親の影響で、幼児期から映像記憶能力の訓練を受けて育ちました。たくさんの人物のプロフィールや本などを記憶し、瞬時に思い出す事ができるため、潜入先の情報をあらかじめインプットでき、色んな人物のなりすましを得意とします。
例えば、厚生労働大臣の第4秘書になり、天井や狭い場所での盗聴や派手なアクション。中学校の英語の先生や、お受験幼稚園の臨時幼稚園教員での子供達とのふれあい。
研修医として病院に入り、天才外科医師と語れる医学知識。
世界的に活躍するファッションスタイリストになったり、東京ランウェイを歩くモデルとしてのファッションセンス。
アメリカ在住のボクシングトレーナーとして、世界フェザー級チャンピオンの次回試合に向けての指導。
ミステリーの謎解きだけでなく、潜入探偵のキャラクターの魅力が溢れた、面白い探偵ドラマです。
トカゲのなりすまし技術の上手さと、持っている記憶力を活かせる頭脳と身体が、このドラマの醍醐味でしょう。

さて、次の探偵にまつわる話です。

2003年12月~2006年5月まで週刊少年ジャンプに連載され、爆発的なヒットとなったマンガが「DEATH NOTE」です。
原案は新人の大場つぐみ、原画は「ヒカリの碁」で注目された小畑健が描いてます。
「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」というノートを所有するのは、死神です。
ノートを手にした天才殺人鬼と、頭脳戦をする天才探偵の、スリリングでスピード感ある物語です。
2006年には、実写版で邦画史上初となる、前編と後編の連続劇場公開をしました。
原作のストーリーとは異なる新たな内容でしたが、映画も大ヒットしたので、デスノートの名前だけでもを知ってる人は多いでしょう。
デスノートの使い方の細かいルール、死神達の個性的なキャラクターがしっかりしており、話の展開を面白くしています。死因は基本的に心臓麻痺だが、自由に変更でき、名前と対象者が一致しなければ効果がないので、同姓同名は死にません。
殺人鬼にノートを渡した死神リュークは、好きなものがリンゴとゲーム、嫌いなものが退屈という傍観者気質の高い死神です。
人間に恋するジェラスや、人間的な愛情で接するレムと、親近感のわく性格の死神もいます。ダークヒーローの天才殺人鬼キラこと夜神月(やがみライト)を、藤原竜也が熱演しました。エキセントリックな天才名探偵で、コードネームL(エル)を、松山ケンイチがはまり役で好演しました。二人の頭脳戦が物語の中心ですが、特に探偵Lの頭の回転や豊富な発想に魅了されるでしょう。
やせ型の体型で、ゆったりした白い長袖シャツとジーンズ姿で、膝を曲げて椅子に座る独特な姿勢から、事件解決へ導くのにかかせないのが、甘いお菓子です。
松山ケンイチが、シーンごとにこだわったお菓子の数々を観るのも、楽しみの一つです。天才的な頭脳を持つためか、社交性が全くない探偵Lですが、案外おちゃめな部分も映像で観れます。
殺人鬼キラと名探偵Lの活躍を、ぜひ映画で味わってみてください。

さて、次の探偵にまつわる話です。

古今東西の探偵小説においては、探偵はいつも事件に遭遇しています。
それは偶然現場に居合わせただけなこともありますし、警察などの外部組織からもたらされた事件であったりもするのですが、こういった刑事事件に探偵が係るという事は今はめったにありません。
なぜこういう形式が生まれたのかというと、探偵小説が生まれた当時の司法制度の状況にあります。
ポーがモルグ街の殺人から続く三部作を書いた時代の警察というのは、現場保存の法則というものすらなかった時代であり、探偵ような民間の調査会社が警察の見解を覆すような証拠を探し出すというのも珍しくはない時代だったのです。
有名な推理小説シャーロックホームズにおいて、ホームズは科学の力で解決するというのをモットーに様々な科学実験を行ったりしますが、初期の作品においては警察が注目しなかった指紋に注目して事件の証拠としている話があります。
このように捜査機関が名実ともに遅れており、探偵が事件に介入してもおかしくない土壌があっり、民衆がそれを期待していたという事情があのです。こういった司法の状況を嘆きホームズシリーズの作者のコナン・ドイルは司法改革を訴えており、本人もとある裁判で警察の見解を覆して被告人の無罪を勝ち取ったことなどがあります。
そういった人々の努力と期待に応えるように司法においても科学的手法が取り入れられるようになっていきます。
ホームズシリーズは通算10年以上に続けて書き続けられた作品なのですが、後半において警察は指紋の確認や血液判定など前半の作品では行わなかった科学的な行為を行うようになっているのですが、これは現実のイギリスの警察の科学捜査の発展や司法の進歩を表しているという一面もあるのです。

さて、次の探偵にまつわる話です。

日本の推理小説界で「名探偵」の代名詞的存在の1人が明智小五郎です。明智小五郎といえば、『少年探偵団』シリーズにおいて、怪人二十面相が正体を現す際に追い詰めていくイメージが強いかもしれませんが、それは第二次世界大戦後の活動となり、彼が手がけた事件で特に彼の探偵としての才覚が発揮されるのは、戦前における事件が主でした。
明智小五郎が探偵として登場した作品は「D坂の殺人事件」が最初であり、この時の彼は貧乏な書生でした。ですが、この頃から彼独自の探偵術は発揮されています。明智小五郎が最も重視するのは、事件関係者それぞれの「内面」を探り出すことです。それを追求することによって、「何が積み重なってその事件が起こったのか?」を遡及し、事件の謎を解き明かしていくことに彼の独自性があるといえます。前述の事件においては、被害者と加害者の嗜癖を見つけ出すことで真相を見抜いています。
「屋根裏の散歩者」事件も同様といえます。とある下宿屋で起こった密室殺人事件について、その真相を突き止めたきっかけは、明智の友人が急に嗜好をやめたことに着目し、そこから調査を始めることで事件の真相を割り出しています。
それに加えて、加害者の心理状態になりきって考えることも、明智の探偵的才能といえるでしょう。「心理試験」事件では、警察の捜査を受けた2人の容疑者について、その結果を受けてそれぞれの心的状態を類推し、彼らの心境になりきって論を進めることによって、真犯人を導き出しています。
「怪人二十面相」でも、不意にボーイの対応が変わり、無意識にポケットを押さえたことから、彼が二十面相に現金を渡され、陰謀に加担したことを見抜く描写があります。細かな変化を見逃さず、加害者の心理や内面を導く能力、これが明智小五郎の真価といえるでしょう。

さて、次の探偵にまつわる話です。

現代の世界においては様々なミステリーが存在しています。
小説を読んだことのない人であっても名前は知っているであろう名探偵、シャーロック・ホームズはその最たるものであるといえますし、エドガー・アラン・ポーの記した探偵小説である「モルグ街の殺人」に始まる三部作なども、デュパンという探偵を主役にした探偵小説です。
こうしたミステリは読者や視聴者に対して観ていて時にハラハラさせ、時に感動させ、探偵という正義と犯人という悪の対立のドラマで楽しませてくれます。そんな数多いミステリの中でも人気がある存在が「トマス・リンリー警部」です。
これはアメリカの女流作家であるエリザベス・ジョージ氏によって作られたミステリ作品シリーズを原作とする、いわゆる刑事ドラマです。
日本においてはAXNミステリーにて放送されました。
主人公であるトマス・リンリー警部は貴族の称号を持つ高貴な身分でありながらも警部として勤務をしており、その勤務の中で様々な難事件に直面することとなります。
時に一人で、時に仲間たちと協力をして事件に立ち向かい、複雑に絡み合った情報の糸をほどいて真実に向かっていく姿には、世界各地で高い人気があります。
特に作中で登場するバーバラ・ハヴァーズ警部はトマス・リンリー警部とは対照的に、幼いころから経済的に苦労をしつつ、努力だけで警部というポストに就いた人間です。
かたや貴族のリンリー警部、かたや貧困の中、病気の母を養い続けるハヴァーズ警部という二人の人間模様も、この作品の人気の秘訣でしょう。
またリンリー警部の親友でありながら、リンリー警部との事故で足が動かなくなってしまったというサイモンや、その恋人であるデボラなど、リンリー警部を取り巻く人間模様は非常に多彩であり、それが作品に絶妙なエッセンスを加えているのです。
あまり日本においてはメジャーではありませんが、世界各地に根強いファンがいるシリーズなのです。

さて、次の探偵にまつわる話です。

最近では一風変わった刑事が犯罪を解いたり、物理学者が推理をしたり、変わったところではサバン症候群の患者が捜査に係ったりしていますが、昔の推理小説では探偵が登場して難事件を解決していくというのが定番でした。

そんな推理小説の代表作と言えばシャーロックホームズのシリーズでしょう。名探偵のシャーロック・ホームズが友人のワトソン博士と協力して犯罪を解いていくのですが小説のストーリーとしては、シャーロック・ホームズが事件を解決していく様子をワトソン博士が客観的に読者に伝えるというあらすじになっています。世界的にみても推理小説のランキング一位のシリーズではないでしょうか。

国内に目を移すと、ランキングの一位を争うのは金田一耕助の登場する横溝正史シリーズか、明智小五郎と少年探偵団が事件を解決していく、怪人二十面相シリーズではないでしょうか。どちらもテレビ化や映画化されています。

探偵として印象に残るのは、よれよれの袴をはいてぼさぼさ頭をかきながら推理する金田一耕助でしょうか。いろいろな俳優さんが金田一耕助を演じましたが、必ず同じイメージを踏襲しています。小説の中であれほどイメージが定着してしまった探偵も珍しいかもしれませんね。演じた俳優さんの中でランキングを付けるとしたら、一番印象に残っているのは古谷一行さんかもしれません。

アニメ漫画の世界ではありますが、この金田一耕助の孫が活躍するという設定になっている番組があります。「金田一少年の事件簿です。」名セリフは「じっちゃんの名に懸けて・・・」ということで、もちろんこの「じっちゃん」というのは金田一耕助のことです。探偵ではありませんが、怪盗アルセーヌ・ルパンの孫ということになっていたのが、ルパン三世です。このルパン三世と対決したことがあるのが江戸川コナンという少年ですが、この名前はあの名探偵ホームズシリーズの作者、コナン・ドイルと二十面相シリーズの作者、江戸川乱歩から取っています。探偵小説の人気はつきないでしょうね!

さて、次の探偵にまつわる話です。

ルネ・クレマン監督の名作「太陽がいっぱい」は、アラン・ドロンの代表作として有名です。美しい海と美しい俳優たちのこのドラマは、一見ラブロマンス映画のように見えますが、実は探偵小説ばりのサスペンス映画なのです。もちろん日本でもお馴染みの刑事ドラマのように、事件をたどってゆく名刑事や名探偵は「太陽がいっぱい」の中には出て来ません。しかし殺人事件とは一見何の関係もなさそうな避暑地や、のどかで美しい海岸を背景に、緊迫した人間ドラマが繰り広げられるという意味では、スパイ映画さながらのスリルが味わえる映画でもあります。この「太陽がいっぱい」が何とも言えない緊張感を感じさせるのは、登場人物たちの社会的な背景でしょう。主人公のアラン・ドロンは貧しい青年、一方のモーリス・ロネは何不自由のない生活を送る上流階級です。同じ船の中で交わされる会話や振舞いは、二人の立場の違いを痛々しいほど露わにします。またその間で揺れるマリー・ラフォレ演ずるモーリス・ロネの恋人は、美しいけれどアンニュイな雰囲気を漂わせ、まるで生活感が感じられません。この二人に対して、金持ちに対する羨望と屈辱感を鬱屈させてゆく主人公の感情表現は、見事と言う他ありません。そしてついに殺人を犯す主人公に対し、観客は感情移入をすることになります。その後は、モーリス・ロネに成りすました主人公が必死に逃走するシーンに、私たちはハラハラドキドキさせられます。銀行でお金を下ろす時、またサインの練習をする主人公の姿を、観客は自分に重ね合わせるようになるのです。この映画は、最近の作品のように血なまぐさいシーンは一切出て来ません。刑事が到着しても、主人公が去った後だし、探偵役をして事件を説明する人物もいません。しかしついに死体が見つかり、逃げ切れたと思った主人公が警察からの電話に出ようとするシーンで「太陽がいっぱい」が終わる時、観客は言いようのない恐ろしさを感じるのです。計画したわけではないのに、ほんの偶然から殺人事件を起こしてしまった主人公。社会的な出自による理不尽な差別や人生の不条理を、この映画は如何なく表現しています。その淡々とした描き方は、いわゆる探偵が出てくる探偵小説以上に雄弁で、悲劇的なのです。

さて、次の探偵にまつわる話です。

探偵を題材にした作品はかつてから現代にいたるまで、常に新しいヒーローを世界に提供してきました。
古いものであればシャーロック・ホームズ、最近であれば名探偵コナンなどのコミック作品などとなりますが、こうした名探偵たちは子供のみならず大人にも、スリリングな時間と謎を解く快感というものを提供し続けているのです。
「名探偵フェルダー」と呼ばれるシリーズ作品も、こうした探偵を題材とした作品の一つです。
この作品はインド人作家であるサタジット・レイによって作られた児童向けのシリーズ作品であり、名探偵であるフェルダーと、その相棒でありいとこであるトペシュという二人の人物を主軸として描かれるミステリ小説です。
物語全体の語り部はフェルダーではなくトペシュが担い、事件を解くヒーローとしての視点ではなく、事件を解くヒーローの相棒という視点から物語を楽しめるということで、インドの子どもたちには名前を知らない子がいないほど、非常に高い人気を誇っています。
この主人公の相棒が物語を語るという構図は現代ミステリ小説の開祖とも言われるシャーロック・ホームズシリーズと同じものです。
シャーロック・ホームズシリーズも、語り部はホームズではなく、その相棒であるワトソンでした。
ヒーローでないキャラクターが物語を語ることによって、「ヒーローではない読者」がヒーローの活躍する様子を自分も近くで見ているような没入感を得ることができるのです。
このフェルダーシリーズは日本においても児童書などで翻訳・出版がされています。
ミステリ作品が好きな人、特にシャーロック・ホームズシリーズが好きな人なのであれば、一読の価値ありのシリーズと言えるでしょう。

さて、次の探偵にまつわる話です。

日本が誇る名探偵と言えば、金田一耕助でしょう。横溝正史の推理小説に登場する架空の私立探偵ですが、その薄汚れてみすぼらしい風貌とは打って変わって、鋭い洞察力と徹底的な論理立ての推理で、犯人を追い詰めていきます。昭和初期によく見られていた書生風の容姿は、どこか懐かしさを感じさせるものでもありました。

作者の横溝正史によると、彼は海外の探偵小説に登場する人物をモデルにしたということですが、金田一耕助が事件の謎を解き明かすために精神を集中させる時、髪の毛が抜け落ちるほどの勢いで頭をバリバリと掻き毟るさまは、横溝本人のくせを誇張したものでした。また犯人を突き止めても、自ら警察に突き出すようなことはせず、自分で責任を取らせるために自首をすすめたり、逆に見逃したりすることもあり、事件そのものの解決は見ても犯人を逃してしまうこともあります。これについては、事件解決にあたって協力関係にあった警視庁の等々力警部が、「金田一耕助特有のヒューマニズム」と評しています。作者である横溝の人柄を表わしているとも考えられます。

金田一耕助の事件簿は、第三者的な目線で彼の捜査が描かれていますが、作中で一連のことを記録する探偵小説家として、横溝本人が登場します。横溝の本名は出ていませんが、事件の話を聞いて記録にまとめたことが述べられており、後に金田一がその連載に目を留め、小説化を認めるというエピソードがあります。作中では金田一が横溝扮する小説家に事件の資料を郵送したこともあり、それ以来資料提供するか話すかの違いはあれ、金田一の経験をもとに作品化されたものとされています。

ドラマでも映画でも、数多くの俳優が金田一を演じ、その度に違う探偵像を作り上げてきましたが、横溝が生みだした人間味溢れる推理は、今後も色褪せることはないのでしょう。

 

さて、次の探偵にまつわる話です。

推理小説や推理漫画などの作品では、複数の探偵役が推理合戦を繰り広げるシーンがあり、話を盛り上げてくれます。
人気の推理漫画だと、『名探偵コナン』で工藤新一と服部平次の高校生探偵が殺人事件の真相を巡り推理合戦を繰り広げるシーンがあり、その後2人はよきコンビとして幾つかの事件の真相を見抜いています。
『金田一少年の事件簿』でも、「雪夜叉殺人事件」にて金田一少年と明智警視の推理合戦が見られます。この2人は前掲の2人のように、性格としては合っていませんが、才能はお互いに敬服しており、やはり互いの長所を活かしてその後は活躍しています。
推理小説で、名探偵同士の推理合戦が見られる作品があります。
パスティーシュですが、西村京太郎氏の『名探偵が多すぎる』では、明智小五郎、エラリー・クイーン、エルキュール・ポアロ、ジュール・メグレ警部という日米英仏からそれぞれ名探偵が招かれ、3億円事件の真相に肉薄すべく互いに考えを巡らせる、というストーリーになっています。このシリーズの2作目ではアルセーヌ・ルパンに怪人二十面相が登場し、3作目では西村氏オリジナルの探偵が登場するなど、読み応え抜群です。
芦辺拓氏のパスティーシュ小説でも推理合戦に満ちているものがあります。『真説・ルパン対ホームズ』ではシャーロック・ホームズとアルセーヌ・ルパンが、モーリス・ルブランのエルロック・ショルメス対アルセーヌ・ルパンとは違った互いの本分を極めた知恵の戦いを披露し、ヴァン・ドゥーゼン教授とヴァン・ダイン、サム・スペードとチャーリー・チャンらが共演し、『明智小五郎対金田一耕介』ではタイトルの2人はもちろん、エラリー・クイーンとドルリー・レーンの共演などが楽しめます。

さて、次の探偵にまつわる話です。

世界的に有名な名探偵シャーロックホームズが初めてこの世にあらわれたのが、緋色の研究であり、エドガーランポーから続けられてきた探偵小説のなかで長編探偵小説として世界で一番有名な作品といっても過言ではないでしょう。
シャーロックホームズシリーズの長編作品というのは4編あるのですが、バスカヴィル家の犬以外の作品では前編にホームズとワトソンのコンビが活躍し事件を解決し、第二部として被害者の過去の回想が入っている形式であり、緋色の研究も前編でワトソンの登場、そして当時、探偵として活躍していたホームズとの出会い、同居、その後事件が警察からもたらされるというもので、後半はこの事件に関連する被害者と加害者の過去の因縁として、アメリカ大陸でのモルモン教に係わる過去が書かれています。
そして最後に犯人が獄中で死亡、犯人を見つけた手柄を警察にとられても何も言わないホームズをみてワトソンがかれの活躍を書き残そうと決意する、という物語となっています。
緋色の研究のトリックや証拠というのは、現代のミステリーに慣れてしまった方々から見るとかなりわかりやすいものですがそれを一つ一つ解いていくホームズの活躍というのは今でも色あせないかっこよさがあります。
この緋色の研究において警察もかなり実力がないように書かれているのですが、これは当時のロンドンの司法の状況を表しており、いまやテレビドラマでも当たり前になっている現場保存の考え方がこの当時やっとあらわれてきたような時代でした。
そんな中当時の最新技術を駆使して事件にあたり、警察もわからないような新事実を導き出す探偵というのは当時民衆にかなり受けたわけです。
ホームズシリーズは途中休載をはさみながら十年以上続けられた、10年もたつと警察も進歩していくことになり、後半になると緋色の研究の調査を笑うような作者によるセルフパロディーなども現れてきます。
ちなみにタイトルの「緋色の研究(もしくは習作)」は、作中の我々の行なっていることは、白い糸巻きの中の一筋の赤い糸を探し出すようなものだ。」というホームズのセリフが由来となっています。

さて、次の探偵にまつわる話です。

古畑任三郎は日本のドラマとして放送された「警部補・古畑任三郎」に登場する主人公の名前です。古畑任三郎シリーズは1stシーズンが1994年4月13日から6月29日まで放送されました。2ndシーズン以降では警部補という名称が無くなりタイトル名が「古畑任三郎」と変更されて1996年1月10日から3月13日まで放送され、3rdシーズンは1999年4月13日から6月22日まで放送されました。この他にも計8回に及ぶ単発のスペシャルドラマが放送されて大好評のうちに終了しました。内容はドラマ冒頭に於いてゲスト俳優演じる犯人が完全犯罪と思われる殺人事件を起こしますが、その犯行を主人公が見事に推理して犯人を逮捕するというストーリーが展開されます。一般的には古畑任三郎のことを探偵だと思っている人が少なくないのですが実際には探偵ではなく刑事です。具体的には警視庁刑事部捜査一科の警部補という肩書になっています。このドラマの特徴は誰が犯人なのかを視聴者が想像するのではなく、あらかじめ冒頭に於いて犯人を明らかにしたうえで主人公がどのようにして完全犯罪を見破り、真相を解明していくのかということに焦点を絞っていることです。この手法によって早々に犯人が分かってしまうため本来出演させることが難しい大物俳優も無理なく使用することができました。主人公は最も重要な場面で犯人と対決した後、画面が切り替わらずにスタッフロールへと至ります。因みに探偵というのは刑事とは異なり、法人または個人から依頼を受けて面接による聞き込みや尾行や張り込み調査等を行い依頼者に報告するのが仕事です。探偵業を営むには探偵業の業務の適正化に関する法律によって警察署を通じて所轄公安委員会への届け出が必要です。

さて、次の探偵にまつわる話です。

ピーター・ウィムジイ卿とはドロシー・L・セイヤーズが創作した探偵の一人なのですが日本においては翻訳があまり進んでいなかったためか同年代のファイロ・ヴァンスなどの探偵と比べると作者とともに日本においてはあまり知られていませんが、英米圏においては今に続くまで絶大な人気を誇っている探偵です。
ピーター・ウィムジイ卿は英国の名門貴族の次男として生まれました。これは、探偵小説の探偵は自由気ままに犯罪の捜査を行わないといけないという制約から名誉も富もある金持ちでそして暇もある次男坊として設定したという説と、作者が金に困っていたのでせめて小説の主人公くらいは金持ちにしたかった、という二つの説があったりします。
彼は幼少のころは病弱でしたが、名門イーストン校に入門したのちにクリケットの選手としてならしオックスフォード大学を優秀な成績で卒業します。その一方で卒業間近に、本人曰く「美人だが頭は空っぽ」な少女と恋に落ちますが、時は第一次世界大戦なので出征し、出征中に彼女は別の男と結婚。その傷心をいやすために諜報活動に志願しかなりの武功を立てるのですが、爆弾に吹き飛ばされて神経症を患い、戦後は部下を下僕として雇いロンドンのアパートで自由気ままな一人暮らしを行うようになります。
その後彼は名門貴族アッテンベリ卿の宝石盗難事件を解決したのを機に、一躍「貴族探偵」として知られるようになり様々な事件を解決していくことになります。

さて、次の探偵にまつわる話です。

『ルパン三世』に登場する、5人の主役の1人である銭形警部。作中ではいつもルパン一味に一泡吹かされている印象が強いものの、彼自身の能力も、ルパン一味がすごすぎることで目立ってはいませんが、実は相当なものです。
銭形警部の探偵としての能力を考えてみると、まずその捜査能力が挙げられます。テレビアニメ中では、第2シリーズ「とっつあんの惚れた女」やテレビスペシャル「ルパン暗殺指令」など、明らかになっていないルパンたちのアジトを把握しています。これらのエピソードではやむをえない事情からルパンたちと共闘するのですが、組織の力を借りてとはいえ、その洞察力は探偵として特筆できるものです。
また、銭形警部が持つ最大の武器には、驚異的な体力と執念が挙げられます。ルパン逮捕のためであれば、地の果てまでも追い続ける執念は説明するまでもありません。また、他の人間であれば死亡が間違いない局面でも、テレビスペシャル「ワルサーP38」のように、数日入院しただけで回復しています。
そしてその体力と執念に裏打ちされた行動力の大本となっているのが「悪」に対する恨みです。銭形警部は銭形平次の子孫であることに誇りを持っており、その名にかけて悪を追いつづけることを信条としています。そのため、世の中に災いをもたらす存在については、ルパンと一時的に手を組んで、逮捕する場面がよく見られます。映画「カリオストロの城」、テレビスペシャル「炎の記憶」などでそうした場面がよく見られます。
銭形警部の探偵としての能力がもっとも遺憾なく発揮されているエピソードが、テレビスペシャル「アルカトラズコネクション」です。この話では、冒頭でルパン一味が企てた窃盗事件を未然に防ぐ洞察力を見せ、逮捕されたルパンが刑務所内で狂言死を図ったときもその真相を見事に見抜く推理力を見せ、さらに事件の本拠地に自ら出向き、陰謀団を壊滅させるといった、ハードボイルド探偵のごとき活躍を見せています。
実際に、『警部銭形』というスピンオフ漫画があるのですが、この作品では、ルパンの犯行に見せかけて殺人を犯した加害者に対して、銭形警部が犯行を純然たる推理力で暴いていくという、同じく警察所属の名探偵、古畑警部や刑事コロンボを髣髴とさせる名推理を披露しています。
『ルパン三世マガジン』では、ICPOを休職した銭形警部が民間の探偵局に雇われ、多くの犯罪を食い止めていくエピソードもあり、彼の性格や能力を考えると、警官よりも私立探偵が向いているかもしれないと思わされます。

さて、次の探偵にまつわる話です。

さて2月に入りましたね!2月といえば節分!節分といえば豆!

一見してみると「探偵」とはなんの関係もないカテゴリーのように思うかもしれませんが、「推理ドラマ」の世界においては関係性大アリなのです!つまり…2月といえば節分!2月といえば豆!豆といえば…「刑事コロンボ」です!!

…「は?」と首を傾げられても無理はありません。
一体船体、「刑事コロンボ」と「豆」に何の関係性があるのか?
…それはなんと、コロンボの好物が「コーヒー」と「チリ・ビーンズ」だった!
…ただそれだけでした…^^;
さて「刑事コロンボ」ですが、みなさんはご存じでしょうか?
むかし(90年代後半)たま~に「金曜ロードショー」でやってましたが…あまり地上波ではなかなか見かけないので、ご存じないかもしれません。
でも、「刑事コロンボ」の影響は他の推理ドラマ・刑事ドラマに物凄く影響を与えている…ある種パイオニア…「金字塔」だといても過言ではありません。
■「刑事コロンボ」はこんな感じのドラマ!
「推理ドラマ」、「推理小説」、「探偵小説」の元祖というと「シャーロック・ホームズ」「名探偵ポワロ」日本だと「金田一耕介」が有名だと思います。
「刑事ドラマ」の元祖というと…「太陽にほえろ!」「西部警察」…映画ですと、「ダーティー・ハリー」「リーサルウェポン」といった所ですか…。
ホームズもポワロも金田一耕介も殺人事件や奇妙な事件を推理し、真相を暴いて、犯人を特定していきます。「刑事ドラマ」はどうかというと、もちろん「ホシ」を特定するために推理や聞き込みもしますが、「締め」は「ドンパチ」か「殉職覚悟の説得」です。「時代劇」の「日本刀」が「銃器」に変わった「人情系ドラマ」であるイメージが強いです。

もっとも、シャーロック・ホームズでも、時にアクションをすることがあります。
有名なのは、宿敵モリアーティ教授とは頭脳戦で争っていましたが、スイスのライヘンバッハ滝の決戦では両者激しく格闘するシーンがあります。
一方、「刑事コロンボ」はどうかというと、これらの「推理ドラマ」や「刑事ドラマ」…どちらにも当てはまりません。ドンパチもしませんし、推理は…もちろんコロンボさん自身、やっていると思いますが、焦点はそういう所ではなかったりします。

…決定的に違っているところは、少なくとも以下5点…。
①犯人がはじめからネタバレされているという点

②しかもコロンボさん自身早い段階で犯人の目星をつけられているという点

③犯人とコロンボさんのタイマンの駆け引き!いつをボロを出すのかという点

④執拗に絡んでくるコロンボさんの怖さを「犯人の視点」で味わうことができるという点。

⑤決してドンパチしたり、格闘するシーンはないという点。

ドンパチを否定するというつもりは決してありませんが、ドンパチしなくても、言葉の駆け引きだけでも十分、見る人を「ハラハラドキドキ」させることができるんだよ?…ということを「刑事コロンボ」は見事に証明できてしまった…という快挙があったんですね。確かに「刑事コロンボ」は見たことないよ~という方であっても、そのドラマ構成は日本のドラマにも多大な影響を与えていて、ひょっとしたら、心当たりがあるかもしれません。
■田村正和さんの「古畑任三郎」
■水谷豊さんの「相棒」
…最近ですとフジテレビ系のチャンネルで檀れいさんの「福家警部補の挨拶」。これらの作品は「コロンボ風」であるといっていいと思います。

さて、次の探偵にまつわる話です。

前回から「刑事コロンボ」についてレポートしております!前回はドラマの構成について分析してみたわけだったのですが、その具体的な内容については触れられませんでした。
今回は「コロンボさん」自身についてスポットを当てていきたいなと思います。

 

ああどうもコロンボ警部です。 あたしの【プロフィール】についてなんですがね?
① 名前 “フランク・コロンボ“
しかしながら、シリーズを通して劇中でコロンボ自身が自分の名前をファーストネームで述べたことは一度もありません。また、周りからコロンボの名前が呼ばれたことも一度もないそうです。コロンボも名前を尋ねられた際、「あたしを名前で呼ぶのはカミさんだけです」と答えています。コロンボ役のピーター・フォークさんはインタビューでこの質問をされて「ルーテナント」と述べたそうです。しかしこれは「警部補」という意味でした。
近年、DVDの発売によって1つの解答が出ました。第5話「ホリスター将軍のコレクション」と第35話「闘牛士の栄光」で、コロンボの警察バッジケースがクローズアップされる場面があり、昔はこれを読み取るのはぼやけていて無理だったんですが、DVDの映像は鮮明なので身分証に書かれた名前を確認できたというわけだったんです。
② よれよれのレインコートの謎
コロンボさんはロサンゼルス市警の殺人課の刑事さんなのですが、ロサンゼルスでは乾燥していて、実際そんなに雨は降りません。むしろ砂漠気候なため、砂よけの「ダスターコート」の方が一般的らしいのです。そこを敢えてレインコートをトレードマークにもってきたのはコロンボ役のピーター・フォークさんのアイデアでした。デアゴスティーニのコロンボDVDコレクションでフォークさんはこのようにも語っております。
「コロンボには強烈な個性と独特なキャラクターをもたせたかった。そこで、(雨の少ない)カリフォルニアでレインコートを着せることにした。」ちなみにあのレインコートはフォークさんの私物であることは有名な話なのですが、裏地がなく防寒着としては役に立たないので、寒がっているシーンが何度かあります。
またあのよれよれ感から慈善団体からホームレスに間違われたシーンもあります。
③ コロンボの射撃能力
「刑事コロンボ」はドンパチもなければ、暴力シーンが一切ない(犯人の殺害シーンは別)のが最大の特徴なのです。コロンボさん自身、拳銃は携帯しない主義です。
しかし立場上、警察官なので半年ごとに射撃訓練を義務付けられていたりするわけなのですが、なんとこれにも10年も行ってません。もちろん本部から警告されたことがあります。
そもそも怖がりで解剖や手術、残酷な殺人の写真を見ることも大嫌いです。
ただし、嘔吐したり気を失うなどといったことは全くありませんし、被害者の生死が係っている時には普段のような怖がる様子は見せませんでした。決めるときは決める人なんですね!

 

ああすいません…もう一つだけ!あたしの【周りの人たち】についてなんですがね?
■コロンボの妻
「うちのカミさんがね…」ともっぱらコロンボによって捜査中にその存在をよく引き合いに出されます。そこから垣間見えるコロンボの奥さんとは…
■いかなる人物なのか?
・旅客船で夫に場所を知らせないで遊びに行ってしまった。(第26話「自縛の紐」)。
・夫への相談無しにペットショップで「ドッグ」にフルコースのケアを注文。(第26話「自縛の紐」)。
・コロンボから電話で夕飯のメニューを相談されたりしている。
・夜学に通って会計学を勉強しているとのこと。
・缶詰の景品で海外旅行を当てたことがあるとのこと。
「かかあ天下」であることは間違いなさそうですが、妻の発言が事件解決の重大なヒントになることも多く、夫婦仲は良好といえそうです。また、コロンボ自身、愛妻家…というか、溺愛しているんだろうなという印象を受けます。でなければ、あのフレーズはでてきませんよね!
■コロンボの愛犬「ドッグ」
ドッグコロンボの飼い犬。このワンちゃんはコロンボ役のピーター・フォークさんのペットでした。犬種はバセットハウンド。アイスクリームが大好物です。出演作品は第10話「黒のエチュード」のほか第16、23、30、32、36、41、43、44話です。初登場の第10話内では名前は決まりませんでした。あれこれ考えたものの…結局、まんま「ドッグ」と名付けられました。
■作中での活躍
・元は捨て犬で池に落ちているところを拾い獣医に連れて行き治療をした。その後そのまま保護し飼うようになった(第10話「黒のエチュード」)。
・テレビが好きで、寝そべったままほとんど何もしない。
・犬の学校ではあまりに怠けていたため早々に退学となった(第23話「愛情の計算」)。
活躍らしい活躍はしてませんが、獣医師や犬の品評会に連れて行くなどコロンボなりに可愛がっているご様子。新シリーズには旧作に出演したバセットハウンドの2世が出演し、役を務めたそうです。

さて、次の探偵にまつわる話です。

■コロンボの相棒
実際の所どうなのかはわからないのですが、リーサルウェポン然り、エディ・マーフィの48時間然り…多くの作品で登場する警察官は2人1組のツーマンセルで行動しています。
コロンボさんでは、通常単独で捜査にあたっていますが、エピソードによってはコロンボさんのパートナーである、新米刑事フレデリックが第11話「悪の温室」で初登場します。
■いかなる人物なのか?
学校出立てということもあって、マニュアルを重んじる青年で、よく言えば真面目。悪く言えばお堅い。コロンボさんとは全くもって対照的なキャラクターでした。
第36話「魔術師の幻想」にも出演するが、いかんせん影が薄かったようです。
■他、同じ殺人課の刑事さん
第28話「祝砲の挽歌」のほか第31、34、37話にジョージ・クレイマー刑事が登場するのですが、相棒のフレデリックさんよりも出番が多いです。
■いかなる人物なのか?
ごくごく普通な人です。常識的な人でコロンボさんの型破りで突飛な推理と単独捜査に面食らうキャラクターとして描かれています。…かといって、コロンボさんに嫉妬したり、軽蔑したりするわけではなく、それどころかコロンボさんが飲食店などでお金が足らず支払いができないときに代わりに支払っています。ちゃんと返してもらっているのかは勿論不明です。(笑)■コロンボの愛車
・1959年式のプジョー・403
・コンバーチブル・フランス製
・ボディーカラーはブルー
・走行距離は15万キロ超
・プレートナンバーは044 APD   ただし不具合も多数。バックミラーや幌(ほろ)。
致命的なのは、シートベルトがないことです。このことは、陸運局の運転免許試験官から注意されたことがあります。塗装もところどころまだら!外観だけパッと見てもディーラーが下取りを拒否するほど状態は悪く、「盗られるはずがないだろ?」とレストランのドアボーイが店の駐車場に保管してくれません。自動車解体場の殺人現場に駆けつけた時には警戒中の警官から車を捨てに来たと勘違いされ、見た目の評価は散々なものとなっています。外観も所々小さな凹みや破損が見られエンジンからは異音、軋むドアなど、シリーズ当初から「ポンコツ」扱いされてきましたが、新シリーズになると同車種は希少車になっており、なんと売買を持ちかけられています。しかし、コロンボさんは「売る気は無い」そうです。

ああじゃあ最後に、ちょっとレアな話についてなんですがね?
なんと「ちびまる子ちゃん」にコロンボに関する話がでてきたそうです。
「まる子」と祖父の「友蔵」が、刑事コロンボの名作と言われている「別れのワイン」をかじりついて見ていた所、父「ヒロシ」によって野球中継に回され、最後まで見れずに煮え湯を飲まされてしまいます。翌日学校で結末を教えてもらうのですが、その人物は「たまちゃん」ではなく、なんと「丸尾くん」でした!
さて、いかがでしたでしょうか?
コロンボさん張りに執拗にコロンボさん特集をしてみましたが、それでもまだまだ紹介しきれていないぐらい、「刑事コロンボ」は深く、とても面白い作品です。

 

さて、次の探偵にまつわる話です。

さて早いもので、行ってしまう1月…逃げてしまう2月…去ってしまう3月に入りました!3月といえば、桃の節句。桃の節句といえば女性!女性といえば軽視できないものとして「女の勘」なるものが存在しますが、推理小説の世界でも個性的な女性が登場します。その代表格として、今回はアガサ・クリスティーの「名探偵ポワロ」に次いでもう一つの代表作である「ミス・マープル」をご紹介します。
・どういう作品なのか?彼女の推理する事件のほとんどはセント・メアリ・ミードで起こっており、他は、甥に無理やり療養に送り込まれた先で事件に遭遇するなどとなっています。
マープルさん自身は、探偵でもなんでもなく、どこにでもいそうな「おばあさん」です。
ある日、マープルさんの甥で、作家でもあるレイモンドさんによって作られた「火曜クラブ」にて、家を会合の場所として貸すこととなる。参加者からは、ただの「おばあちゃんだよね?」と思われていました。ところが、参加者が話す迷宮入り事件を完璧に解き、「このおばあちゃん、タダモノじゃないよ!」と驚愕させ、それ以後、尊敬のまなざしで見られるようになり、「名探偵」として扱われるようになります。
■いかなる人物なのか?
○住居:セント・メアリ・ミード村
○生まれ:ヴィクトリア朝後期、出身はロンドン近郊。
○趣味:編み物や刺繍・庭いじり・人間観察または詮索
・村の噂話にはよく耳を傾けていて、さらに新聞の情報にも目を配っています。
このことが事件の謎を解く鍵の1つになっている模様。
・また趣味の編み物や刺繍をしながら、頭の中を整理し、庭いじりをしつつ…あることに気付くパターンもあります。
○性格:人間観察、他人を詮索することが大好きで、やや辛口。断固として独身主義。(両親に反対されたことが原因)
しかし人間嫌いというわけではなく、基本的には優しいおばあちゃん。
○推理スタイル
動機面から推理していくタイプの探偵であり、犯人の見当をつけてから物的証拠を集めることが多々。具体的には事件を推理するとき、村の人物にあてはめたり、過去の事件に照らし合わせたりして、そこから犯人の性格を割り出していきます。
・作品の魅力
マープルさんは、シャーロック・ホームズや名探偵ポワロというように職業として「探偵業」を営んでいるというわけではなく、あくまでも「そんじょそこらのおばあちゃん」です。こういう洞察力の鋭くて、隙のない「おばちゃん」って稀にいるかもしれないなと思わせるような、このなんともいえない親近感さがこの作品の最大の魅力なのではないかなと思われます。一説によれば彼女のモデルは、作者であるアガサ・クリスティーの祖母であるといわれています。

さて、次の探偵にまつわる話です。

サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作の一つに、「サイコ」があります。世界的によく知られたサスペンス映画で、女性がシャワールームで絶叫するシーンが有名で、使用しているスリリングな音楽は今でも恐怖演出として色んな番組で使われています。実は、サイコにも私立探偵が登場します。サイコのストーリーは、不動産会社で働く女性マリオンが、お客が払った40,000ドルを銀行まで運ばず、持ち逃げしてしまうことに始まります。マリオンには金物店を営むサムという恋人がいますが、売上は乏しく、マリオンと結婚に踏み切れないでいます。そんなサムのためにも、この大金を持って会いに行こうと、マリオンはサムがいる町まで車を一人走らせます。持ち逃げはニュースになっておらず、マリオンは疑われぬまま、途中ベイツという名前の小さなモーテルに寄ります。モーテルの主はノーマン・ベイツという男で、近くの屋敷で母ノーマの世話をしながら二人暮らしをしていると話します。しかし、部屋に戻ったマリオンは、シャワー中に何者かに酷く刺殺されてしまいます。マリオンの遺体を発見したノーマンは、マリオンの遺体と車、持ち逃げしたお金含む荷物を沼に捨ててしまいます。すると、マリオンと連絡が取れないマリオンの妹ライラが、私立探偵のミルトン・アーボガストと共にマリオンを捜し始め、ついにアーボガストはモーテルまで来てしまいます。実は、探偵アーボガストを雇ったのはお金を持ち逃げされた人物で、持ち逃げが警察沙汰にならなかったのはそのためでした。アーボガストはモーテルのリストからマリオンがチェックインしたことを知るも、ノーマンの煮え切らない態度に一度席を外し、ライラに情報提供をします。その後、母ノーマに合わせてくれないノーマンを不審に思ったアーボガストは、母がいる屋敷を単身訪れ、事件を解決しようとしていきます。
興味が湧いた方はご覧になってみて下さい。

さて、次の探偵にまつわる話です。

名探偵コナンは、初登場から次々と難事件を解決してきたこともあり、その爽快感から若者からお年寄りまで幅広い年齢層の読者から支持されてきました。高校生の頭脳のまま身体だけ小さくなってしまったコナン君のまわりでは怪事件が次々と起こり、友人の協力も合ってさっそうと解決するさまは見ていて爽快感を得ることが出来るものです。同じく探偵である毛利小五郎はダメ探偵として描かれていますが、彼は事務所を開いており、探偵の仕事を垣間見ることが出来ます。毛利小五郎というのはどうしようもない人物像として描かれる反面、時々見せる人情味のある様子に読者も彼を嫌いになることが出来ないのです。さて、この漫画の面白いところは、探偵事務所の日常と怪事件に巻き込まれてしまうという非日常性にあります。仕事の依頼を受けて指定の場所に出向いた毛利小五郎とコナン君達は、いつの間に巻き込まれてしまっていた、ということが多いのがこの漫画の特徴でもあります。依頼主が意図して彼らを事件に巻き込むことも少なくなく、その周囲では様々な人間模様が展開しているのもこの漫画の魅力でもあります。他方、違う案件で毛利小五郎に仕事の依頼をしたのにもかかわらず、ストーリーは予期せぬ方向へと展開していくことも少なくありません。コナンの面白さというのは、事件に垣間見る関係者の人間模様にあります。小学生の友人と毛利小五郎の娘、同じくコナンと同様に大人の頭脳のまま身体だけ小さくなってしまった女の子等、登場人物の人間模様にも見どころが満載です。時々黒幕の存在が見え隠れしており、ストーリーをよりスリリングなものにするスパイスとなっており、まだまだ最後まで目が離せないです。

さて、次の探偵にまつわる話です。

サム・スペードをご存知でしょうか。アメリカの推理作家、ダシール・ハメットの代表作「マルタの鷹」に登場するハードボイルドな名探偵です。この「マルタの鷹」は何度か映画化されていますが、ハンフリー・ボガート主演で映画化されたものがその代表です。小説よりもそちらで記憶されているという方も多いでしょう。サム・スペードはまさにハードボイルドな探偵の代名詞、といってもいい存在なのです。
けれど実際の探偵は映画や小説のように、格好良くもなければタフでもありません。そもそも謎の美女から依頼を受けたり、国際的な陰謀に巻き込まれることもありません。依頼人はみなさんと同じ、ごく普通の人々です。依頼内容も夫や奥さんの浮気調査だったり、息子や娘の結婚相手の素行調査、あるいは取引先の信用調査などなど。暑さ寒さにめげずひたすら地味な張り込みを続け、時には失敗を繰り返しながらも尾行して、依頼人のために証拠を集める、それが現実の姿です。
もしそんな現実の探偵にサム・スペードに引けを取らないところがあるとしたら、それはプロとしての責任感とプライドでしょうか。もちろん世の中にはプロ意識の欠けた業者が存在するのは残念ながら事実です。しかしそうした業者は全体のごく一部に過ぎません。多くは今日も地道に、コツコツと依頼人のために調査を続けています。
もしあなたが何かお困りごと、お悩み事をお持ちなら、思い切って探偵に相談してみてはいかがでしょう。サム・スペードはいませんが、きっと頼りになる探偵が見つかるはずです。

さて、次の探偵にまつわる話です。

探偵という仕事は現代において、様々なドラマや漫画、小説のモチーフとして扱われます。
難解な事件や不可解なトリックを目の前にして、取り乱すことなく冷静に分析を行い、謎を解き明かして犯人を白日の下へ晒すというその姿に憧れやロマンを感じる人も少なくありません。
探偵小説の始祖としてよく扱われているのが、アーサー・コナン・ドイルとエドガー・アラン・ポーという二人の小説家です。
この二人の小説家は、普段小説というものにあまり触れないという人であっても、一度は耳にしたことがあるであろう人物となっています。
アーサー・コナン・ドイルは史上最高の名探偵として名高い「シャーロック・ホームズ」シリーズの作者であり、エドガー・アラン・ポーは「盗まれた手紙」や「早すぎる埋葬」といったミステリ小説の名作といわれる作品を多数書き上げています。
こうしたロマンあふれる探偵小説に大きな影響を与えた、一人の人物のことはあまり知られていません。
その探偵小説に影響を与えた人物とはウジェーヌ・フランソワ・ヴィドックという、一人のフランス人です。
ヴィドックは1775年にフランスに生まれた男性でしたが、彼は壮絶な人生を歩みました。
アラスに生まれて不自由なく暮らした彼は、16歳で軍人となり、5年間の従軍生活を送ります。
ですがある日彼は軍隊での生活に嫌気が差し、軍隊を除隊しようとしますが、除隊証明書が受けられなかったがために「脱走兵」として逮捕され、投獄されることとなりました。
入獄中に彼は脱走兵という積みに加え、ニセ札製造グループの一味であるという濡れ衣を着せられることとなります。
刑に服する10年間の間、彼は幾度となく脱獄と再逮捕を繰り返し、脱獄と変装のプロとして成長していきました。
脱獄と投獄を繰り返すうち、彼は所謂「裏社会」と深く関わりあうようになり、犯罪の手口や情報などを多く入手することとなります。
そして刑期が終わり出獄すると彼はパリ警察の手先として、投獄中に得た様々な情報を売り歩く密偵として活動を始めます。
脱獄を繰り返して得た裏社会でのコネクションと培ってきた変装の技術によって彼は手柄をどんどんと立てて行き、ついに彼は「国家警察パリ地区犯罪捜査局」を創設し、初代局長となります。
局長として活動をしている間も彼は様々な犯罪者の手口や情報を入手・分類し、パリに限らず各地に情報を配備し、「科学的捜査」という手法を確立させました。
後にパリ地区犯罪捜査局の局長を退いた彼は、個人事務所を開設し、電話も交通も未成熟であった時代でありながら3000件以上の依頼を受けていくこととなり、世界で初めての「探偵」と呼ばれる男となったのです。
探偵小説のルーツであるドイルとポーの作品群は、このヴィドックという一人の「探偵」に影響されているところが非常に多いため、今日における「ミステリ」を語るには欠かせない人物であるといえるのです。

さて、次の探偵にまつわる話です。

探偵を主人公にしたドラマや小説などの作品の場合、その最大の見せ場はなんといっても見事な謎解きです。
事件発生から、謎解きの場面まで出てきた様々な事柄が見事に一本の線に繋がり、そして事件の本質を突いて解決へ導いていく姿は何度見てもかっこいいものです。
ですが、それと同時に人を魅了するのが、とてもかっこいい名言です。
自分自身を表現する場合の事もあれば、自分の人生観を語る事もあります。
時には、犯人の心を揺り動かす程の言葉が出てくる事もあります。
探偵漫画などは、事件解決に向けての心意気、ひらめいた瞬間に言う決め台詞などが注目されがちですが、大人向けの場合、最も心に残るのは、こうした名言の数々でしょう。
決めゼリフと違って、常に出てくる訳ではありませんし、それを特に強調しているかといえばそうではありません。
ブログなどのように、そのフレーズだけを太字にしたり強調したりしている訳ではないので、人によっては簡単に通り過ぎてしまう台詞の一つです。
ですが、その探偵を主人公とした作品に触れた人達の心にしっかりと残るフレーズはやはり名言です。
現実の探偵は、ドラマや小説のように様々な事件を解決していく事はない為、こうしたフレーズとは無縁と思う人も多いでしょう。
ですが、探偵という仕事は、普通の人よりもより人を見る仕事でもあります。
メディアにはなかなか上がってきませんが、様々な人を見たからこその名言を持つ探偵がいてもおかしくはないでしょう。

さて、次の探偵にまつわる話です。

探偵の概念は「他人の秘密をひそかに調査したり、犯罪を犯した者を突き止めたりする者、またはその行為」であり、事件発生「前」にトラブルを未然に防ぐのが正式な立ち位置だったのか~…ということもわかりました。他国の探偵さんたちはどうなんだろう?そもそも探偵の元祖ってどんなものだったんだろう?…ということを今回、迫っていきたいと思います。
フランソワ・ヴィドック(1775 – 1857)探偵の元祖の一人だといわれているのは、19世紀中期・フランスに生きた、フランソワ・ヴィドックさんだと言われてるそうです。その半生とはいかなるものだったのか?
ヴィドックさんは15歳まで何不自由なく生活していました。そんな折、刺激を求めたのか16歳で軍人を志します。しかし、5年後にはそんな軍人生活に嫌気がさしてきました。ついに除隊しようと決めます。ただ、このときに「除隊証明書」というものを受け取らなかったがために、「脱走兵」という扱いされ逮捕。そして不運は続き、犯罪一味に濡れ衣を着せられ、重労働刑に処せられてしまいます。しかしそこでめげる彼ではなかった。その後10年、彼は脱走しては逮捕のパターンを繰り返します。その間、成り行き的に重罪犯と知り合ったり、裏社会にどんどん精通していきました。そして気づいた時には変装と脱獄のプロになっていきました。そんな彼に目をつけたのがパリ警察でした。以後、ヴィドックさんはバリ警察の手先として自身の半生のキャリアを活かし、裏社会の情報を売る密偵となります。密告とスパイ…当時の警察の常識にはなかっただろう犯罪すれすれの摘発法でガシガシ手柄を上げていきます。そしてついには「国家警察パリ地区犯罪捜査局」を創設し初代局長に君臨するまでに至ったわけです。でも、単なる地位の問題ではなくて、犯罪者と犯罪手口を分類してデータベースを築き、そのデータに乗っ取った対処をする警察を各地に配備するという科学的捜査方法を確立していったのもヴィドックさんだったそうです。
しかしここまでくると、フランソワ・ヴィドックって最終的には警察の人?…と思うのですが、後にこうした地位を退いて、個人事務所を開設し、世界初の「私立探偵」となったといわれています。その利用者は3000人にものぼったそうです。
世間一般的にもかなり有名な方だったようで、一方入手したエドガー・アラン・ポー、エミール・ガボリオやアーサー・コナン・ドイルの小説に与えた影響は大きかったようです。
ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』のジャン・ヴァルジャンとジャヴェールも彼から着想されたといわれているそうですね。またご自身も「ヴィドック回顧録」を残していて、ちらっと読んだのですが…ヴィドックさん、小説家でもやっていけそうです!
また2001年には「ヴィドック」というフランス映画も放映されました。余分ですが、日本語吹き替え版も勿論ありますよ~!ヴィドックさんの声を担当しているのは「玄田哲章さん」みたいです。玄田さんっていったら「シュワちゃん」ですよ!「力こそはパワーだ!」って言葉がすごく似合うんですよね~。興味のある方はお近くのレンタルビデオ屋さんで探してみてください!

さて、次の探偵にまつわる話です。

探偵の元祖といわれている「フランソワ・ヴィドック」についてレポートしました。もともとアウト・ローというのか、犯罪者側にいたヴィドックさんが、そこで知り得た裏社会の情報・犯行手口といった裏社会の企業秘密を犯罪者とは反対側の立場である警察で利用して、当時の捜査常識では考えられない型破りな方法で事件をどんどん解決していき、犯罪捜査局の局長になり、引退して私立探偵になったという、数奇な運命…こうした彼の一生は、「モルグ街の殺人(推理小説のルーツなのだとか)」のエドガー・アラン・ポーや、かの「シャーロック・ホームズ」の作者であったアーサー・コナン・ドイルだったり、多くの小説作家さん達に影響を与えたことから、「フランソワ・ヴィドック」という方は、「探偵史」を語るには外すことのできない人物であったようですね。今回は、19世紀を生きたアメリカの探偵、「アラン・ピンカートン」さん(1819~1884)をレポートいたします。ちなみにこの時代はもろに「西部劇の時代」であり、伝説の無法者・保安官がわんさといた時代でした。
ピンカートンさんはイギリス、グラスゴー生まれ、23歳の時アメリカに移住、奴隷制度反対運動に身を投じ、自宅を逃亡した奴隷さんたちを救済する拠点として提供しました。
1849年に「シカゴ市」に最初の探偵として雇われたそうです。1850年彼は弁護士のエドワー・ラッカーと組んで、北西警備会社を設立しました。それは丁度アメリカが領土を急速に拡張させている時代で、鉄道の延長に伴い増える一方の鉄道強盗の取り締まりに多忙を極めたそうです。その頃、またアメリカで「奴隷反対運動」といえば、まさにエブラハム・リンカーン政権でした。南北戦争時、ピンカートンは北軍のエージェントとして活躍、リンカーンの護衛にもあたりました。幾多の場所でリンカーン暗殺を阻止したといわれています。
もっとも最終的にはリンカーンは暗殺されてしまうのですが、その時警護していたのはピンカートンさん達ではなく、アメリカ陸軍でした。戦争終結後も鉄道に関係する悪事を働くアウト・ローを追跡、多くを逮捕している。中でも「ジェシー・ジェームス」(最終的には逃げられた)の追跡は、有名です。今でも、「ピンカートンさんが死ぬまでに関係した事件の調査記録」はFBIに残されているそうです。
さて、いかがでしたでしょうか?時代が時代、場所が場所だったため、歴史上では「探偵の元祖」というよりは、「警備会社の元祖」であるという認識のほうが強いそうです。
「警備会社」というと、日本では「セコム」が有名ですが、アメリカでは彼の意志を受け継いだ「ピンカートン探偵社」は現在でも有名な警備会社です。
ちなみに「ジェシー・ジェームズ」さんは「銀行強盗」を成功させた世界初の人物なんだそうです。また、多くの西部劇にも登場しています。2007年の映画、「ジェシー・ジェームズ暗殺」ではブラット・ピットが演じていました。この映画にはピンカートンさんは…出てこないみたいですね~。

さて、次の探偵がらみの話です。

昨日、闇金うしじま君という映画を見ました。お金に困った人が、10日5割という違法な金額で利息をつける闇金業者にお金を借りてしまうという内容の話なんですが、これを見た後に必ずしも自分は絶対に大丈夫だという内容ではないのです。山ちゃんは絶対大丈夫ですが。しかしパチンコや競馬などギャンブルをする人にしてみたら、お金が無くて借りるところもなくて…でもいまチャンスを逃したら…といったときに、こういった違法闇金業者にお金を借りてしまうことがあるかもしれません。いわば意思の弱い人でしょう。雪だるま式に借りたお金が増えてしまうけれど、ギャンブルをやめるということには頭が働かないらしいのです。

しかし違法な利益での闇金業者は弁護士が介入して、刑事告発されるのが闇金業者は一番困るらしいのです。でもこれにもちゃんとした証拠がないと逮捕できないし、なかなか逮捕までもっていくのも難しいのです。だから闇金業者が減らないんですよね。そしてやはり借りる債務者もいなくならない限り闇金業者も減っていかないんです。

たまに、探偵事務所にも金を借りたまま行方不明になってしまった人を探してほしいと言う依頼が来ることがありますが、基本闇金業者からの依頼なので受けることありえません。

ギャンブルしてお金を借金したりする人は意思の弱い人間なのです。

ちゃんとした金融会社にお金を借りてギャンブルも楽しくやりましょう。

また依頼が入りましたらご報告します。

さて、次の探偵にまつわるゲームに関しての話です。

タブレットパソコンやスマートフォンなどのモバイルコンピューター端末向けには沢山のアプリケーションが有ります。モバイルコンピューター端末専用のアプリケーションのストア内で探せば、ビジネス用のものや生活系や便利系のものなど、様々なアプリケーションが見つかります。その中ではゲーム系のアプリケーションも人気です。
モバイルコンピューター端末は何処にでも持ち歩けるのが便利で、その中にインストールしたゲーム系のアプリケーションも、何処でも遊べるようになります。ストーリー等の有るものであれば、そのストーリーを暇を見つけて少しずつ進めていくことも出来て、暇つぶしにも良いコンテンツになります。モバイルコンピューター端末ならスリープ機能で、好きなタイミングで中断できるので、暇つぶしに持って来いです。
モバイルコンピューター端末のアプリケーションの中には、探偵ゲームのアプリケーションも有ります。探偵を題材にしたストーリーや、謎解きを楽しめるアプリケーションは、とてもやり甲斐があります。様々な事件に対して、謎解きを楽しむ内容のアプリケーションですから、物事を考える時間も有ります。ですのでアクションなどが苦手な方でも楽しめます。
スマートフォンなどを立ち姿勢で片手で持ちながらでも、気軽に楽しめるのが探偵系の謎解きアプリケーションなのです。どこでも気軽に楽しめて、良い暇つぶしにもなる、探偵ゲームのアプリケーションはお勧めです。

さて、次の探偵にまつわるゲームに関しての話です。

様々な探偵アプリが発表されているので、紹介をしてみたいと思います。まず「脱出ゲーム: 黒い噂」というアプリです。主人公は探偵で、人食い屋敷と呼ばれる屋敷へ調査に向かいます。屋敷に入った瞬間に閉じ込められてしまい、そこから脱出ゲームが始まります。屋敷中に様々な暗号がちりばめられており、全ての暗号を解くことにより脱出ができます。二つ目は「ゴーストトリック」というアプリです。ゲームを始めた時点で既に主人公が死んでおり、生前何があったのかということを探求していく物語です。「死者の力」という能力を使い、物体操作・タイムスリップ・電話と電話の間の移動などを行いながら話を進めたり、関係者を死の危険から守ります。三つ目は「レイトンブラザーズ・ミステリールーム」というアプリです。レイトン教授シリーズの新作であり、主人公はレイトン教授の息子である、アルフェンディ・レイトンです。様々な奇怪な事件を、隠された証拠を集めることによって解決していきます。四つ目は「名探偵コナン 蒼き宝石の輪舞曲」というアプリです。名探偵コナンになりきり、地道な聞き込み調査を行い事件を解決まで導きます。選択肢によってはゲームオーバーになることもあり、高度な推理力と注意力が求められます。五つ目は「おさわり探偵 小沢里奈」です。様々な物を触って調査する探偵の小沢里奈と助手のなめこが事件に立ち向かいます。聞き込み調査をしたり、気になったり、怪しいと思ったものにとことん触れることによって物語を進めていきます。操作方法は画面をタッチするだけなので誰にでも操作が可能です。六つ目は「琥珀色の遺言」というアプリです。1988年に発売された「藤堂龍之介探偵日記シリーズ」の「西洋骨牌連続殺人事件」のアプリ版です。時代は大正時代であり、時代背景を彷彿とされるサウンドやビジュアルが使用されています。ストーリー展開は聞き込みを中心に進めていくので推理力はあまり求められず取り組みやすいゲームです。やはり謎解きゲームは面白いのですね。

さて、次の探偵にまつわるゲームに関しての話です。

さんまの名探偵という名前の探偵ゲームが昔発売されていました。このさんまの名探偵のさんまとははお笑いタレントである明石屋さんまさんのことです。明石屋さんまさんを主人公の探偵として、ゲームのプレイヤーが明石屋さんまさんの助手となって架空の殺人事件を解決するという内容のコンピューターゲームです。このさんまの名探偵は任天堂から販売されていたファミリーコンピューター専用のソフトウェアとして販売されました。このファミリーコンピューターで使用されるソフトウェアに使用されるメディアはロムカードリッジなので、さんまの名探偵もロムカードリッジのソフトウェアとして販売されています。この探偵ゲームを販売した会社はコンピューターゲームなどの製作会社でナムコという会社です。この会社はその後、大手のおもちゃメーカーであるバンダイと合併して、現在ではバンダイナムコゲームスという会社になっています。この探偵ゲームというジャンルはファミリーコンピューターのソフトウェアのなかでは、ポートピア連続殺人事件というエニックスが販売をしたソフトがいちばん最初のものです。さんまの名探偵はそのような探偵ゲームの持っている要素を持ちながら、人気のあるお笑いタレントを主人公に起用してキャラクターゲームとしての特質も合わせ持っています。このゲームでは、プレイヤーが明石屋さんまさんと協力をして、架空の殺人事件を解決しますが、その殺人事件の被害者は、実在のタレントが起用されています。明石屋さんまさんと同じ吉本興業という事務所に所属している桂文珍さんが何者かに殺害されたというストーリーになっています。このストーリーはあくまでゲームのために作られた架空の物語であるので、実際に桂文珍さんがそうした事件に巻き込まれたわけではなく、また何かの実在の事件をモチーフにしたわけでもありません。このゲームでは桂文珍さんだけではなく、当時吉本興業に所属していたお笑いタレントが数多く登場していることでも話題を呼びました。このゲームに登場しているそのようなタレントには太平サブローさんや西川のりおさん、今いくよ・くるよさん、オール阪神・巨人さんなどがいます。時代です(笑)