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名古屋不倫徒然日記

わたしの名前はあき。名古屋市在住です。年齢は35歳。既婚者で、主人はお堅い公務員の35歳。子供は小学生が三人おり、子育てもずいぶん楽になってきた。

主人は県内異動のある職種で、単身赴任をしており東海市から名古屋市へ異動になった。この四月から晴れて、家族一緒に生活できることになった。子供達はみんな男の子なので、お父さんが自宅へ戻って来たのをとても喜んだ。でもわたしは気が重かった。主人がいない間は自分の時間というものがあり、子供達の面倒をみたあとは、エステにいったり、ジムにいったりと、有意義な時間を過ごしていたからだ。

しかし、四月から主人が戻ってきてからはわたしが行くとこ行くとこどこへ行くのか?と逐一聞いてくるし、行き先を伝えると、エステなんて意味がない、マツエクなんてつけて誰が喜ぶんだ?など文句を言ってくる。本当に息がつまる。そんなとき彼と出会ったのだ。

主人は公務員だが、忙しいと帰りが深夜1時2時にあることもあった。なので、そんなときを見計らって、ジムに行くようにした。すると、ジムでランニングをしていたら、ちょっと貧血気味だったのか、倒れそうになってしまった。よろけてしまったのだ。すると、隣りにいたちょっと若い感じの冴えない男性がわたしを支えてくれたのだ。顔は冴えないのだが、体はマッチョでとても体はわたしの好みの男性だった。

すいません!と彼から離れたら、少し休んだ方がいいですよ。と言って、お水をくれた。椅子に座らせてくれて、休んでいたら彼も隣に座ってきた。そして、たわいもない話をした。

彼の名前はアキラ。年齢は30歳。仕事は公務員。どんな仕事をしているかは教えてはくれなかった。最近このジムに通うようになったそう。これが彼との出会いだった。

ジムでのよろめき事件で知り合った彼。当初は、その事件からジムで顔合わせるとえしゃくをするぐらいだった。だからわたしもそんなに彼の事を気にはしていなかった。でもやっぱり体がとても素晴らしい。筋肉のつきかたが何とも言えないのだ。体だけずっと眺めていられる。

すると、彼と目が合うようになっていった。そりゃそうだろう。あんだけ体を眺めていたら彼も怖がっていただろう。しかし、予想にも反して彼の気持ちが違っていた。彼からこう声をかけられたのだ。「今度、ジムの終わりにでもお食事に行きませんか?」

あんな冴えない彼からこんな誘いがあるとはまったく想像していなかったので、わたしは「は、はいっ」と二つ返事でOKしてしまった。それから連絡先を交換して彼との関係が始まった。

まず彼の不満を言うとすると…。

彼から連絡くることがない。ほとんどわたしからの連絡だった。でもLINEすると、ちゃんと返事もくるし、下ネタ?のようなこともLINEに入れてくる。でもジムで会うと、本当にそっけないというかなんというか…。大した話もしないし、特に彼から声をかけてくることもない。

そして、わたしからLINEを入れてそれから遅い時間までLINEをするというのが日課?になってきた。でもジムでは大した会話もなく…。いったいなんの関係なんだろうかと分からなくなってきた。でもわたし自身、彼の体にぞっこんというそれだけだったので、別に彼とどーなりたいとかはまったくなかった。

彼とは特になにもないまま、日にちは過ぎていった。しかし、LINEでのやりとりもやはり彼からはまったくといっていいほど入ってはこない。なんかくやしいからわたしからは絶対入れないで置こうと思っていても、やはりジムに行くと彼から挨拶をしてきて、ちょっとした話ぐらいしかけてくるのだった。女とは単純な生き物で、そんなことをされるとちょっと嬉しくなってしまうのだ。だから、やはりジムから帰ってから彼にLINEを入れてしまう。そうすると、夜中までやり取りが続く。私の方が思っているという片思いのような感じがとてもくやしかった。

すると、ある日意外なことが起きたのだった。

意外な出来事とはいったいなにか…。

彼とのLINEのやりとりの中でこのような話になったのだ。彼とわたしには唯一の共通点があった。彼もわたしもアメコミの映画が好きで、わたしは子供たちの影響でアメコミ映画をよく見るようになった。

すると、昔のアメコミ映画のDVDBOXをたくさん購入し、貸してあげようか?ということになったのだ。ジムで会うときにお借りしますとお伝えすると、ジムではきまずいので…というよく分からない返事だったので、夜にどこか待ち合わせして借りることになった。そして明日がいいということだったので、主人にはジムで仲良くなった人とお茶をするといい、場所はとあるショッピングモールの駐車場とのこと。なんだろう、ちょっとドキドキする。。。

彼と駐車場で待ち合わせをして、わたしが先に駐車場についたので、ラインに「着きました。」と入れてみた。

すると、彼が先に着いているようで、わたしの車の二台向こうに停まっていたのを確認出来た。すると、彼からラインに、僕の車の近くにきてという話だったので、移動したんだが。

彼の車に乗っていた彼を確認することができた。ものすごーーーーく笑顔で運転席から彼が手招きをする。助手席に乗って!という合図だったので、わたしは自分の車から降りて、彼の車に乗り込みました。

いつもジムで見る彼ではないのでとても新鮮だった。乗り込んでから特にどこ行くわけではなく、当てもなくドライブを楽しんだ。

何処へ行くのかも分からずに、ドライブは続いた。すると、とある駐車場に彼が車を停めた。

そして、約束していたアメコミのDVDボックスを出してきてくれた。結構な大きさのDVDボックスだった。これは子供たちが喜ぶだろうな~。すると、急に彼が手を握ってきたのだが、わたしはあまりの急に驚いて彼の手を振りほどいてしまったのだ。すると、彼は、ごめんっ!と言ってわたしに謝ってきたのだった。

わたしが落ち着くまで彼は黙って待っていてくれた。だんだん気持ち的に落ち着いてきたので、彼に聞いたのだった。

「なぜ急に手を握ってきたの?」

彼とわたしの車内で2人っきりで急に手を握ってきたので、わたしはびっくりして手を振りほどいてしまった。でも、彼のものすごく申し訳なさそうに謝る姿をみて、そこまで言うことなかったな…とちょっと反省したので、彼にいじわるな質問をしてみた。

「なぜ急に手を握ってきたの?」

彼は、恥ずかしそうにこういった。

「あなたに心を開いてきているので、思わず。。。」

心を開いてきているっていったいなに?このニュアンスが良く分からない…。

普通は、好きとか気になる存在とかではないのか?

もしかしたら、ただたんに欲求を満たすために会おうっていってきたの?

手を握られた件から、少し離れてアメコミのおしゃべりをした。アメコミのおしゃべりをしているときに彼の笑顔にとてもやられてしまった。ジムではみせない笑顔にわたしははまっていってしまった。

手を握ってきたことは許してあげよう。

その後、ずっとおしゃべりをして、そして時間になったので別れた。とても楽しい時間だった。次の日朝起きて、子供達にはDVDBOXを借りたから一緒にみよう~♪となんだかテンションの高い自分がいた。

そしてジムに行くのがとても楽しみにしている自分がいた。

彼との関係は相変わらずだった。だって、ジムでは会ってもただ挨拶するだけだし、LINEはやっぱりわたしから入れないと入って来ないし。

だんだん彼との関係(といっても彼とはただ手を握られただけだけどね)もよく分からなくなってきたのも事実。。。。もう別にいいかな~と思っていた時だった。

すると、彼からLINEがきたのだ。めずらしい!内容は、ジムのインストラクターの男性が退職されるらしいので、なにか贈り物を贈りたいのだが、なにがいいと思いますか?という内容だった。こんなことをわたしに聞いてくる?よく分からないけど、一緒に考えてあげることにした。

明日、ジムの帰り少しだけお茶することになった。

いよいよその日がきた。

ジムについて彼が先にトレーニングをしていた。わたしに気が付くと、そっけない態度で会釈をしただけだった。えっ?なにその態度?

よく分からないままわたしもトレーニングウエアに着替えて、ランニングを始めた。彼とも特に話すこともないまま、二時間のトレーニングを終えた。先に彼が終わったようで、もうジム内にはいなかった。えっ、まさか先に帰ってしまったのか?そんなことありえるのか?しかし、さっきのあのそっけない態度だったら帰るのもありえるかもしれない。なんなんだあの人…。わたしはイライラしてシャワーを浴びて着替えて帰ろうとした。すると…。

携帯がなった。LINEが入って来た。彼からだった。内容は、

「おつかれさまです。ジムの近くにある〇〇カフェというところに先にいますので。」ということだった。もういるの?!ふつう、わたしを待っていて一緒に行くんじゃないの?彼が良く分からない…。とにかく、着替えて急いで〇〇カフェに向かった。

すると、彼が窓際にホットコーヒーを飲みながら座っていた。すでに飲んでる。。。普通は待っていてくれるんじゃないの!?彼の勝手な行動がいやになってきた。

彼がいる席に行くと、はにかんだ笑顔でわたしを見た。この笑顔をみたらさっきのイライラが飛んで行ってしまうから~。

お見合いでもするんじゃないかというぐらい、対面に座り無言が続いた。この空気感がとてもいやだったので、わたしから口を開いた。

「贈り物ってどういうものを考えているんですか?」と聞くと、彼は、はっ、なにそれ?みたいな顔をした。おいおい、それを聞くために会おうってなったんじゃないの?やっぱりこの人の意図が分からない…。

すると、思い出したかのように「あーーーあれですね。」おいおい!忘れていたのか、もしくはそんなつもりでわたしを呼び出したのか。スタートを切ったかのように彼はべらべらと話しだした。こんなに話す人だったのね。でも話の内容もおもしろく、わたしも不覚にも爆笑してしまった。気づくと三時間が経っていた。急いで買い物をして家に帰らないと!

わたしは彼に頭を下げて、急いで店を後にした。

いそいで買い物を済ませた。でも一から作る時間がなかったので、お惣菜で今日は勘弁してもらおうと思い、大量のお惣菜を買い込んだ。

家についたのは、午後八時すぎだった。すると、すでに主人が帰っていた。

や、やばい…。

主人はビールを飲んでテレビを見ていた。顔はあきらかに不機嫌そうだった。わたしはおそるおそるキッチンに向かい、買ってきた大量のお惣菜を買い物袋からだした。すると、主人からこう声をかけてきた。「今までなにしてたの?もう子供たちは出前のかつ丼を食べさせた。連絡を一本よこさないで母親失格だな。」

わたしは返事に困った。わたしはなにをしていたのか。

別に好きでもない相手とお茶をして、たわいのない話をしただけ。でもそのたわいもない時間の間に、主人と子供たちのことは頭から消えていたのだ。妻や母親としてじゃなく、女に戻っていたのだ。

彼と会ってからの時間は楽しい時間だったのは確かだった。でも自分から連絡をするのはなんだか違うんじゃないかなと思い、連絡をいれるのは控えようと思った。

すると、深夜に彼からLINEがきた。「今日はありがとうございました。結局贈り物をなにするか決まりませんでしたね。また教えて下さい。」という内容だった。

また教えて下さいということは、また会おうということなのか。彼の考えていることが分からない。でも嫌な気分はしないのは確かだった。

でももう次こんなことになると、主人に母親失格だと思われるのも嫌だし、一体どうしたらいいのか分からなかった。

彼と会ってあれから一週間が経った。子供の用事で忙しかったので、ジムにも全然いけなかったので、彼とも会う事もなかった。もちろんLINEもなかったし、わたしからLINEを入れることもなかった。

でもなんだか寂しい思いもあったので、なんとかしてLINEを入れたかったのだけれど…。なにの事で入れたらいいのだろう、とそんな事ばかりを考えていた。

あっ思いついたのは、ジムに行けていないので、次のジムの教室のスケジュールを教えてほしいという内容はどうだろう。自然だし、わたしからLINEしても変に思われないだろう。

「こんばんわ。次のジムのスケジュールを教えて頂けるとありがたいです。」

よっしゃ!これで送ろう!

彼にLINEを入れたら、すぐには既読にはならなかった。でも、返信を待っている自分もなんだか嫌なので、気にしないようにした。

しかしいくら経っても返信がなかったので、とても寂しかった。でも返信がないことはしょうがないので、仕事に家事に一生懸命することにした。友達と飲み行ったりとか…。気を紛らわすようにしなくては。

翌日、朝起きると彼から返信が来ていた。ジムのスケジュールが事細かく入れて来てくれた。この人は本当にいい人なんだな。

返信をなんて返そうかな…。少しでも会話が続くように返したい。

彼からきたジムのスケジュールのLINEの返事をわたしは必死に考えていた。

ただのありがとうございますじゃ会話も続かない。でも、あまりガツガツしさも出したくない。となると、ジムに関わる内容しかないような…。すると、前にお祝いを渡したいと言っていた、ジムのインストラクターのプレゼントはどうなったのかを質問しよう。

「ジムのスケジュールありがとうございました。前にお話してた、インストラクターさんへのプレゼントはどうなりましたか?また私で良ければ協力しますよ。」もうこれぐらいしかでてこない。いったんこれで彼の様子を見てみよう。

彼にLINEを送ったのは、夜の九時ごろだったが、まったく既読にもならない。いったい何をしてるんだろう。返事がないことに、若干イライラしてしまい、子供達にも普段は気にならないことでもイライラしてしまっていた。どうしようもない母親だ。

イライラをおさえるために、冷蔵庫に半分くらい残っていた白ワインを一人で飲んでしまった。そしてフラフラに酔っぱらってしまい、気づいたら朝だった。

すぐにスマホを見てみると、彼からの返事が来ていた!ドキドキしている自分がいた。。。

待ちに待った彼からの返事。返事を見てみると。

「はい、贈り物は無事に渡せることができました。ご協力ありがとうございました。」えっなにこれ。すごい他人行儀なんですが。もしかしたら迷惑だったのか。わたしのLINEがしつこい感じだったのか。彼がよく分からない。

一体なんなのか。とりあえず、LINEのやりとりはここで終了。話が膨らむところか終わってしまった…。舞い上がっていた自分が恥ずかしく思えてきた。いい歳してなにやってるんだか。周りが不倫不倫で盛り上がっているところ、わたしも便乗したいという欲望があったのだろうか。

でもなんだかイライラしてきたので、明日は久しぶりにジムにいってストレスを発散してやろうと思った。そして彼の様子も見てみたい。

久しぶりにジムへ行った。すると、彼はいなかった。少し残念なような、ホッとしたような。久しぶりだったので、前半からへばってしまった。なので、休憩室で水分をとりつつ休んでいた。ボーっとしていると、彼がやってきたのが分かった。私自身、どうしていいか分からない状況だったので、逃げることもできずその休憩室で動かずに待機していた。マシンのあるフロアへ行くには、休憩室の前を通らなくてはならないから、わたしのことは間違いなく目に入るはず。わたしから声をかけるべきか、彼からの声かけを待つべきか。

私の中で自問自答していた。

彼がわたしの前を通る…。私は携帯を見ながら下を向いていた。すると、彼が近づいてきた。「この前はありがとうございました。ジムに来られるの久しぶりですね。」

わたしはドキっとしてしまった。こんなドキドキは久しぶりだったので、彼の顔をみることができなかった。でも、なんとか返事をしないと…と思いつつ、彼にこう答えてしまった。

「あなたに会いにきてるんです!」思わずこんな言葉がでてしまったことに驚いてしまった。わたしどうかしてしまっているんじゃないか…。彼はわたしのこの言葉にとても驚いた様子だった。でも彼のくしゃっとした笑顔がでてきて、少し私はホッとした。

彼からジムにきているのは、僕に会いに来ているんですか?すごいうれしいです!と冗談交じりで言われてしまい、わたしはどうしていいか分からなかった。でもそれのおかげで、彼と打ち解けられたのは間違いない。

彼とおしゃべりしながら、ランニングマシンに乗ったりと久しぶりのジムはとても楽しかった。ジムが終わり、彼と外で待ち合わせをして、帰りにお茶をしようという話になった。

彼と二人っきりのお茶なんて緊張するけど、すごい嬉しい気持ちもあった。でも誰かに見られたら変な噂が立つのではないか…という心配も少しはあったのは事実だった。

時間がきたので、シャワーを浴びてジムの外で待ち合わせをした。

すると、彼がすでに待っていてくれた。向かう先は、前にいったカフェへ行くんだと思っていたら、なんと、カフェじゃなくて居酒屋へ行こうということになった。

彼はお腹が空いているんだとか…。若いからね。もちろんいいですよとお伝えし、ジムの近くにある居酒屋へ向かった。

彼はお酒を呑んでいいですか?って言うので、もちろんいいですよと答えた。すると、彼は

「〇〇さんも飲みませんか?車はジムへ置いて帰るので、代行で一緒に帰りませんか?」と言われたので、少し悩んだが、押しに弱いわたしはOKを出してしまった。

これが一番の間違いだったのだ…。

彼と向かったのは、ジムからほどちかい個室のある居酒屋さんだった。ジム終わりで喉が渇いていたこともあり、彼と私は生中を頼んで、二人でぐびぐびと飲み干した笑

彼の嬉しそうな顔をみたらわたしもとても嬉しくなった。主人にはLINEでジム帰りに高校の同級生にばったり会ったので、ご飯食べて帰りますと入れた。主人からは、子供たちと近所のファミレスにいってくるという返事があったので、すごくホッとした。

彼はあまりお酒が強い方ではないらしい。実は言うとわたしもそんなに強くはないのだが、二人でお酒を呑みながらいろいろな話をした。知らなかった彼がたくさんだった。

彼が5歳の頃に、両親が離婚して、母親に引き取られたそう。女手一つで、大学まで出してくれて母親が願っていた公務員に合格したんだとか。そんなお母様も一年前に病気で亡くなられて、今は実家で一人暮らしをしているそう。母親には感謝しかないそうで、わたしはその話を聞きながら涙を流してしまった。

苦労してきた彼のことがとても好き?になっていた。好きという気持ちより、母性というものなのか。ほっておけないというかなんというか…。

彼とわたしは飲み過ぎてしまい、彼は個室で酔いつぶれてしまった。時間はまだ20時25分。彼の側で、背中をさすっていたら、急に彼に腕を掴まれて抱き寄せられた。

わたしは一気に酔いが覚めた。

彼に抱き寄せられて、わたしは抵抗ができなかった。でも抵抗できなかったというよりは、抵抗しなかったんだろう。

そのまま、彼と近くのホテルに入ってしまった。主人からたくさんの着信があったが、気づかないふりをして彼と一夜を過ごしてしまった。

朝、4時にホテルをでた。彼はまだよく眠っているから起こすのも悪いので、先にでることにした。メモ書きを置いて…。

自宅についた。自宅は静まり返っていた。それはそうだろう。だってまだ主人も子供達も眠っているんだから。すぐに、キッチンに立って、朝ごはんを作ろう。

朝7時に主人が起きて来た。主人はすごい怒った顔でわたしに向かってこう怒鳴ってきた。

「一体何時に帰ってきたんだ?お前は母親じゃないのか!!」

返す言葉もなかった。でも、「ごめんなさい、酔いつぶれてしまって友達の家に泊まらせてもらったの。本当にごめんなさい。。。」

それを聞いた主人は、無言で朝ごはんを食べて仕事に行ってしまった。子供達は、心配そうな顔をして起きて来た。わたしたちのやり取りを聞いていたんだろう。あまり感情を出さない主人だから、あの主人をみてかなり驚いたんだろう。わたしは子供達と無言で朝食を食べた。こんな状態ではだめだ。今日主人が帰ってきたらもう一度話し合ってみよう。

今日は仕事も休みだったので、主人と子供達が喜ぶごはんを作ってあげようと思い、買い物へ行きたくさんの材料を買った。

そして、昼過ぎから下ごしらえをしていたら、子供達が帰って来た。子供達はわたしの作っているごちそうにとても驚いていたし、喜んでいた。

主人には、LINEで今日はごちそうだから早く帰って来るの待っています。とだけ入れた。すぐに既読にはなったが、返事はなかった。

まだ怒っているんだろうか。わたし自身嘘をつくのが下手だが、しっかり嘘をつかないと大変なことになるから、緊張しないようにしなくては。

ごちそうを作り終えて、子供達と主人が帰って来るのを待ったが、九時になっても帰ってこないし、しかも連絡すらない。

子供たちは明日学校だし、もう眠い様子だったので、さきに子供達だけ食べさせてわたしは主人が帰って来たら一緒に食べようと思っていた。

子供達がお風呂に入り、眠りについた。しかし主人は待てど暮らせど帰ってこない。時間は深夜1時になった。すると、主人が帰って来た。めずらしく酔っぱらっているようだ。

すると、主人はお水を一杯飲むとわたしに向かってこう言ったのだった。。。

酔っぱらってきた主人が、水を飲み終えるとわたしに向かってこういった。

「お前、不倫しただろう。。。」

わたしはびっくりした。主人からそんな言葉をかけられるとは思ってもなかったから。だって、バレる要素もないしそんな理由もないはず。思わずわたしは驚いた顔を出さないようにするのに必死だった。

「え、なに言ってるのか全然分からないんだけど。不倫なんてするはずないじゃない。なんでそんなこと疑うの?」彼とのLINEのメッセージは全て削除しているから携帯見られても大丈夫なはずだし。

主人から意外な言葉がでてきた。

主人から驚くべき言葉がでてきた。

「お前が不倫した相手は、俺の会社の後輩だ。俺の同僚が後輩とお前がホテルに入っていくのをたまたま見かけたらしいんだ。後輩にも問い詰めたら、不倫を認めた。しかも、俺の嫁とは知らなかったようだが…。」

わたしは息をすることを忘れてしまった。過呼吸になりそうだった。もう言い訳できない。でも、彼と一夜を共にして後悔しかないのは事実だった。だから、もう同じ事を繰り返さないようにしようと思っていたから。

でもこんなこと今更言ってもしょうがないんだろうか。

わたしは主人に泣いて土下座して謝った。
「ごめんなさい、たった一度しか彼とは共にしていないし、後悔しかないの。もう絶対にしないからどうか許してほしい…。」

すると、主人は涙を流してこう私に告げた。
「お前にとってはたった一度かもしれないが、俺にとっては一度も二度も同じことなんだ。しかもよりによって、同じ会社の後輩なんて、あいつの顔をみるたびにおまえとあいつが不倫していたと思いだすんだよ!お前は事の重大さを分かっていないんだ。もう夫婦関係は終わりだ。」
えっ、ちょっとまって…離婚するってこと?たった一回の不倫で?
わたしは頭が混乱してしまって、主人にかける言葉がでてこなかった。

主人は言うだけ言って寝室に行ってしまった。いったいどうすればいいのか。たった一回の過ちで離婚になるなんて考えてもなかった。
誰に相談すればいいのか…。とりあえず親友に連絡を入れた。
「不倫がバレて、離婚を言い渡されちゃったけどどうしたらいい?」

このメッセージを入れたら、すぐに親友から連絡がきた。
声はやはり驚いていた。「あんたバカじゃないの!?」
その親友は、独身で仕事をバリバリして女の私でもとても憧れる存在だった。すぐに会ってくれるとのことだった。こんなときに頼りになるのはやっぱり女友達の存在なんだな。

とあるカフェで親友と待ち合わせをした。親友と会うのは、三カ月ぶりだった。LINEでは連絡は取り合っていたので、久しぶり感はなかったが…。
親友がわたしの顔をみて、第一声が「あんたって本当にばか!」だった。
親友は口は悪いが、竹を割ったような性格で、そこらへんの男より男っぽい感じだ。結婚に興味がない、男なんて必要ないと言う考えなので、わたしの結婚が決まった時も、結婚するなんてばかねって言われたぐらいだから。
今回も不倫なんて、ぜったい文句言われるだろうな~と覚悟していたら…。

「あんた、なんで不倫なんかしたの?わたしは、結婚なんてするもんじゃないって言っていたけど、実は結婚がしたあんたがうらやましかったの。しかもあんなすてきな旦那さんで…。なのに、不倫するなんて本当にあんたって最低!」
わたしはびっくりした。実は親友が結婚に憧れていたなんて。全然そんなそぶりもなかったし。とにかく、わたしは親友に謝った。そしてわたしをどうか助けてほしいとお願いした。
すると、もう不倫をしたという証拠はそろっているんだから、いくら不倫をやっていないと言ってももう信じてもらえることは無理な話なんで、とにかく、御主人に対して誠心誠意今後もう不倫はしない、なんてあんなバカなことをしたのか後悔しかないことを伝える必要があると。

親友からも、主人に連絡をとってもらい、わたしの気持ちを代弁してくれることになった。わたしからも誠心誠意伝えるつもりだ。
しばらく主人との無言状態が続いた。一週間ぐらいだろうか。子供達がわたしたちの雰囲気が嫌になったのか、おばあちゃんちに泊まりに行きたいと言い出したのだ。

これはチャンスというかなんというか。二人きりでじっくり話し合いたい。主人にラインをした。
「明日子供たちが実家に泊まりに行きたいって言うので、泊まりに行かせることにしました。一度二人でじっくり話がしたいです。お願いします…。」

主人に入れたライン。もうこれがわたしの最後のチャンスなんだと思う。
既読になった!すると主人から意外な返事がきた。
「初めてデートしたときにいったレストランどこか覚えてる?明日そこで19時で待ち合わせしよう。」
始めてデートしたレストラン…思い出せない。。。もしかしたら主人はわたしを試しているのか。昔の写真を引っ張り出してすぐに調べた。でもこれといって情報がなかった。どうしよう。主人に思い出せないから教えてなんて絶対に言えない。
途方に暮れていたら親友から着信がきた。
救いの電話だった。

親友からの電話はこんな内容だった。
「御主人に連絡して、わたしからも奥さんを許してあげてとお願いしてみたよ。御主人泣いていたよ。自分の責任で妻が不倫をしてしまったって。自分が仕事ばかりでしかも妻に家事や子育てを全てまかせてしまったことがダメだったんだろうって。御主人も御主人なりに責任を感じているみたいだったよ。その後なにかアクションあったの?」
そんな思いだったなんてまったく分からなかった。昔からあの人は態度に出すのが下手な人だったから…。
主人から言われた、レストランの件を親友に話した。そして、そのレストランがどこか思い出せないという情けない事も…。

はじめてのデート先のレストランの名前を思い出せないことを伝えると、親友はすぐに答えてくれた。「〇〇っていうイタリアンレストランでしょ!なんでわたしが覚えているのよ!しっかりしなさいよ。御主人の行動、これがラストチャンスだと思うからしっかりして!」
わたしは親友に感謝しても感謝しきれない。親友にたくさんのお礼を言って、すぐに主人にLINEをした。「〇〇レストランだよね。わかりました。現地集合でいいよね。」すぐに既読になり主人から返事がきた。
「待っているから。」だけ返事がきた。しっかりしなくては…。

深夜になり主人が帰って来た。わたしはすでに寝室で寝ていたので、気が付かなかった。
朝になり、わたしは早起きをして朝ごはんを作った。久しぶりの夫婦二人の時間。でも主人は全然起きてこない。なので、わたしも出勤時間が迫ってきたので、先に朝ごはんを食べてうちを後にした。
いよいよ今日夜、レストランに行く日だ。主人が今なにを考えているかまったくわからないが、もうわたしの気持ちを素直に伝えるしかない。
離婚はしたくない、ずっと一緒にいたい。不倫はたった一度だけの過ち…。

いよいよ時間になった。
わたしはレストランに着いた。

いよいよレストランに到着した。
店内にはいると、すでに主人が待っていた。わたしの顔をみると、くしゃっとした
笑顔だった。
「きてくれてよかった。なんだか試すようなことしてごめん。。。」わたしは涙がでそうになった。「やっぱり後輩との浮気は正直許せなかった。離婚も考えた。でもお前の親友から連絡があって、彼女に言われて気が付いた。俺にも正直、ダメなところがあったかもしれない。だからお前が浮気してしまったんだと反省している。」
わたしは彼の言葉を聞いて涙を流してしまった。わたしは気付いた。たった一回だけの過ちだったとしても、こんなに人を深く傷つけてしまうんだと…。
わたしは主人にたくさん謝った。

もう不倫なんて絶対しないし、不倫というのは、まわりの人間をみんな不幸にするだけなんだというのが身を持ってわかった。
わたしの気持ちを主人に伝えた。主人も分かったくれたようだった。
主人とレストランをでて、実家に泊まっている子供達を迎えにいこう。

あれから数日後、主人とわたしの関係は以前より良好だ。不倫をしていてなんだが、もしかしたら不倫をしたことによって夫婦関係がよくなったんだと思う。でも不倫をまたしたい?って聞かれたら今はイイかな…。でも女って誰かに必用にされたいという欲望があるんだ。同じ過ちを犯さないように自分でも気を付けなくては…。