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嫌がらせ・ストーカー事案の分析

警察庁のストーカー事案の検挙状況

  • 刑法・特別法検挙
    平成27年 平成28年 平成29年
    1,872 1,919 1,699
    殺人(既遂) 0 1 1
    殺人(未遂) 0 1 1
    傷害 197 180 107
    暴行 169 165 167
    脅迫

    2位

    362 363 285
    強要 57 69 58
    恐喝 15 30 26
    逮捕監禁 30 17 20
    強姦 23 21 15
    強制わいせつ 39 54 46
    窃盗 95 79 82
    住居侵入

    1位

    315 345 305
    器物損壊 150 169 139
    名誉毀損 30 38 36
    暴力行為等処罰法違反 32 24 11
    銃刀法違反 55 44 49
    軽犯罪法違反 31 21 39
    迷惑防止条例違反 88 107 131
    その他 173 181 174
    ストーカー規制法違反検挙 677 769 926
    ストーカー行為罪 647 735 884
    禁止命令等違反 30 34 42

    ストーカー問題の検挙状況からわかるのは、殺人などの大きな事件よりも、敷地内に無断で入ってくる住居侵入や、物を壊したりキズをつけるなどの器物破損、脅迫や暴行などが圧倒的に多いことがわかります。
    嫌がらせ対策・ストーカー対策としては、このような相手の犯罪行為の証拠固めをすることで、警察の協力を得やすい状況を作ることが最も重要です。

  • 被害者の性別
    平成27年 平成28年 平成29年
    男性 2,341 2,557 2,698
    女性 19,627 20,180 20,381

    女性被害者の数は、男性被害者に比べて約10倍もの数になります。
    このことから、ストーカー行為や嫌がらせ行為を行う加害者は男性が多い事も推定されます。

  • 被害者の年齢
    平成27年 平成28年 平成29年
    10歳代 2,043 2,065 2,295
    20歳代

    1位

    7,519 7,985 8,030
    30歳代 5,674 5,658 5,645
    40歳代 3,851 4,163 4,304
    50歳代 1,516 1,499 1,523
    60歳代 558 507 554
    70歳以上 214 273 250

    被害者の年齢分析では、20歳代の方が多く、続いて30歳代、40歳代となっております。意外にも10歳代の被害者が年々増加している傾向にあるとのことから未成年者を狙った、ストーカーや嫌がらせ行為を行う加害者が増えていることが考えられます。

  • 相手との関係
    平成27年 平成28年 平成29年
    配偶者(内縁・元含む) 1,690 1,712 1,698
    交際相手(元含む)

    1位

    10,888 10,667 10,350
    知人友人 2,722 3,002 3,035
    勤務先同僚・職場関係 2,490 2,677 2,540
    面識なし 1,281 1,597 1,716
    その他 1,130 1,083 1,494
    関係(行為者)不明 1,197 1,433 1,797
    密接関係者 570 566 449

    相手との関係で圧倒的に多いのは、交際相手です。
    嫌がらせ行為やストーカー行為を行う動機を見ると納得できますが、相手に抱いている好意が動機の上位を占めているのに関係していると思われます。

  • 動機
    平成27年 平成28年 平成29年
    ストーカー規制法に抵触する動機 19,755 20,244 20,275
    好意の感情

    1位

    15,419 15,738 15,904
    好意が満たされず怨恨の感情 4,336 4,506 4,371
    ストーカー規制法に抵触しない動機 670 644 702
    精神障害(被害妄想含む) 85 78 93
    職場・商取引上トラブル 42 30 23
    その他怨恨の感情 193 203 210
    その他 350 333 376
    不明 1,543 1,849 2,102

    動機はどれも、相手に自らの思いなどが叶わなかったことから発生するいわゆる自分勝手な感情が多いように感じます。
    ただし、精神障害やその他不明の動機から嫌がらせ行為に発展しているケースもあるようですので、日頃からのまわりの人がどのような人物かを知ることも必要になるかもしれません。

  • 嫌がらせ行為の形態
    平成27年 平成28年 平成29年
    つきまとい・待ち伏せ等

    1位

    11,352 11,643 12,050
    監視していると告げる行為 1,362 1,428 1,219
    面会・交際の要求

    2位

    10,426 10,946 9,883
    乱暴な言動 4,166 4,468 3,680
    無言電話・連続電話・メール 6,608 6,321 7,322
    汚物等の送付 139 180 181
    名誉を害する行為 861 929 762
    性的羞恥心を害する行為 1,134 1,253 1,212
    その他、嫌がらせ行為 528 676 463

    つきまとい・待ち伏せなどは、相手に自分の存在を知ってもらいたい場合と、相手の情報(行き先、接触した人、家族など)を調べたい・知りたいという2つの目的があります。
    情報を知られてしまった被害者の方は、嫌がらせ行為が関係者まで広範囲に広がってしまう場合もありますので、つきまとい・待ち伏せ行為に遭った場合には早期に対応をすることをお勧めします。

嫌がらせ・ストーカーの手口について

  • ケース1

    女性ストーカーは男性の仕事場を狙う

    エステ店を経営する男性は、交際相手との別れ話がこじれました。
    すると、女性が連日仕事場に来て受付で男性を呼び出し、「嘘つき」「慰謝料を払え」などを言って男性の職場での評判を下げようとしてきたのです。
    女性ストーカーの言い分としては、エステの仕事を立ち上げる際に女性の斡旋や、いろいろと世話をした経緯があり、「私がいなければあの人は今の仕事をやれていないはずなのに仕事が軌道に乗ったら別れるなんて許せない」とのことであった。
    男性の言い分としては、立ち上げはもう10年も前のことでありそのあとは自分で頑張ってここまできたのでいつまでも恩を着せるのはやめてほしいとのこと。

    ※男性ストーカーが行う嫌がらせは女性のプライベートな空間を攻撃することが多いのに対して、女性ストーカーは男性の公的な場面を選び嫌がらせを行うケースが多いようです。

  • ケース2

    不倫相手とその妻に嫌がらせの怪文書を送付

    大学に通う女学生と不倫交際をしていた大学教師の別れ話がこじれました。
    大学教師は、女学生が卒業したら交際は終わる。
    女学生は、大学教師が妻と離婚したら一緒になれると思い込んでいました。
    女学生が結婚を要求すると、大学教師は今の妻とは離婚しないときっぱり女学生に別れを告げました。
    しばらくすると、大学教師の自宅に匿名で封書が届きました。
    「奥様へ、あなたは夫に愛されていませんし、本当は別れたがっています。離婚してあげてください。」このような内容が書かれた文章であり、妻は慌てて夫である大学教師を問い詰めました。
    大学教師は、妻に謝罪して許しを得ましたが女学生には腹が立っており、呼び出して何故このような事をしたのかを聞くと、「あなたから別れないなら妻から離婚されればいい」と考えたとのことであった。
    それから、女学生は一緒にいる時のプライベート写真などを持っている奥さんや学校にバラされたくなければ妻と別れてと迫ってきたとのこと。

    ※女性ストーカーが行った嫌がらせの動機は、男性への執着心が強いからとの捉え方もありますが、男性も自らの立場を悪用し、女性の純粋な感情を利用したことも引き金となっている事案だと考えられます。

  • ケース3

    近隣に中傷のビラをまかれる

    近所に住む人と些細なことでトラブルになり、最近その人から頻繁に中傷のビラを配布される。
    本人に直接やめるように言っても、知らないと言われ警察に相談しても証拠がなければ注意も出来ないとのこと。
    中傷ビラによる嫌がらせは不定期で投函され、根も葉もないことが書かれている。

    ※近隣による嫌がらせ行為の中で多いケースです。嫌がらせ行為を行っている相手が同じ生活エリアにいることだけでもかなりのストレスになりますが、やめさせることや次にいつ投函されるかわからない不安は相当なものでしょう。
    中傷ビラは捨てずに保管することが重要です。

  • ケース4

    つきまとい・待ち伏せをされる

    アルバイト先の男性から交際を申し込まれ、断ったのですが、その後もしつこく交際を迫られ、最近は待ち伏せをされて行く先々で見られています。
    バイト先の上司に話しをして注意してもらいましたが、たまたまその場所にいただけと言い訳をされてしまい、あまり効果はありません。警察に相談をしても具体的に声をかけられたりしないと対応が出来ないとの事で終わってしまいました。
    実際に、つきまとわれている感じはあり、待ち伏せされていた経緯から今後いつまでこのようなことが続くのかがとても不安です。

    ※交際を求めて「待ち伏せ」したり「後をつける」行為を繰り返して不安を与えている場合は、ストーカー行為として犯罪となり、この男性は処罰される可能性が高いでしょう。
    まずはしっかりと警察署に相談に行く前の準備証拠固めが必要と思われます。

  • ケース5

    ウェブサイト掲示板に誹謗中傷を書き込まれる

    夜の接客業をしてる女性は、常連客の男性から真剣交際を申し込まれ断ったが話がこじれた。
    男性は今までに多額なお金を女性とお店に使っており、どうしても女性と交際をしたいと考えていたが、断られたことで気持ちが逆上して嫌がらせを行うようになってしまった。
    インターネットの掲示板に、女性のお店や名前などを書き込み「枕営業する女性」「すぐにヤレる」など実際とは違うことを書き込んだ。
    数週間後、人伝いに掲示板の内容を知った女性は男性にしか話していないことなどが掲示板に書かれていることからその男性を問い詰めたが知らないと白を切られた。

    ※書き込みを行った投稿者とプロバイダの双方に対して削除請求を検討することが必要です。

  • ケース6

    車両に傷をつけられる

    夫婦は最近生まれた子供と一緒に中古住宅を購入して住み始めた。
    1ヶ月ほどした時に自宅前に駐車されている自家用車にキズがつけられていることがわかった。
    最初は近所の子供のいたずらと思って気に留めずにいたが、次第にキズが増えてきたことから怖くなり警察署に相談した。
    対応としては、キズをつける犯人の写真などがあれば対応出来るが現段階ではパトロールを強化することしかできないと。
    後日、隣に住む高齢者の男性が犯人であることが判明。動機は子供の泣き声がうるさく感じていたとのことであった。

    ※車両にキズをつける嫌がらせ行為は深夜や早朝などひと気の無い時間帯に行われる為、ご自分での対処が難しく防犯カメラの死角をついて犯行が行われることも度々あります。しっかりと証拠固めを行うにはまずは犯人の心理を理解し先手を打つ必要あります。

当社は、あらゆる嫌がらせ対策やストーカー対策について、調査のプロとして証拠収集方法から解決までをサポートさせて頂いております。

嫌がらせ・ストーカー被害の撲滅の為に。

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